注目される「非認知能力」③ AQ(逆境指数)について

ごきげんよう🌈

プロファイリング子育てインストラクターの小野塚 美知穂です。本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。

【AQ 逆境指数とは?】

先日参加したスクールサイコロジストの方が主催するParenting のセミナーで,「AQ逆境指数」と言われる言葉を初めて聞いたので、ご紹介したいと思います。

 

AQ(逆境指数/Adversity Quotient)とは、生活の中で起こる様々な逆境に直面した時に、立ち向かう個人や組織の対応力や能力を持っているのかを測定する数値です。つまり、逆境に負けないメンタルの強さの数値、人間が逆境に陥った時のストレスに対する耐性や、心の強さを表す指標となっています。

 

AQ(逆境指数/Adversity Quotient)理論を提唱したのは、アメリカの組織コミュニケーションの研究者でハーバードビジネススクール客員教授のポール・ストルツ(Paul G. Stoltz)博士です。ポール・ストルツ博士は、現代のビジネスマンは、人間関係が希薄になり、ストレス性の病気や複雑に重なった業務などが原因で、日々様々な「逆境」と対峙しながら生きているとしています。そんな現代人は、平均するとなんと1日に23回も大きなモノから小さなモノまで含めて「逆境」に直面していると言われています。

 

 

そして、その逆境に対応していくために、コンピューターのOS(基本ソフト)に例えて人間のOSもアップグレードする必要があるというのがAQ理論だということです。

 

【AQ の4つの要素】

AQ には4つのコンポーネントがあります。

①Control (コントロール)

逆境に直面した際にどれだけ自分の反応をコントロールできるか、という要素です。

②Ownership(自己責任)

逆境に直面した際に第三者や環境のせいにせず、自身が責任をもって対処できるかどうかという、責任感を指します。

③Reach(影響の範囲)

現在直面している逆境が自身の仕事や生活に与える影響度合いを予想する力の事を指します。

④Endurance(逆境の持続時間を見積もる力)

逆境の持続時間を見積る力のことを指します。

 

【レジリエンスを鍛える】

AQと似た言葉に、「レジリエンス」(resilience)という言葉があります。日本語にすると「復元力、回復力」などと訳される言葉で、近年は特に「困難な状況にもかかわらず、しなやかに適応して生き延びる力」という心理学的な意味で使われるケースが多い言葉です。AQもレジリエンスも、EQ,SQと同じように、ビジネスの対人関係スキルとして、出てきた言葉ですが、最近は、子どもたちの社会性や感情の学びの中で出てくる言葉になってきています。

 

例えば、今年のパンデミックでは、子どもたちの生育環境に大きなインパクトがありました。楽しみにしていたイベントがなくなってしまう、スポーツや屋外での遊びができなくなってしまう、学校へ行くことができない、友達と自由に遊ぶことができない、こうした困難な状況が起きたからこそ、レジリエンスやAQ という言葉が子どもたちを育てる親向けのセミナーで、たくさん出てきたのだと思います。どんな状況でもGrowthmindset 成長マインドセットで前向きな解釈、前向きな感情を選択するということを、私たちは言葉だけでなく、行動すること実践の中で子どもたちに見せていく必要があります。どんな試練や困難の中でも、小さな希望を見失わないこと、自分の力を信じること、そうしたことを、幼い時から教えてくことが大切なのではないかと思います。

 

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