例年、夏休みはスポーツの練習や試合に明け暮れ、サマーキャンプに参加したり、休み中でも動き続けいるのが普通でした。今年の夏は、旅行にもいけない、スポーツの活動も自粛モード。こんなに静かな時間を過ごしたのは初めてな気がします。

思春期男子は、自分の胸の内、気持ちなどは全く話してくれないので、どんなことを考えているのかわかりませんが、幸いテクノロジーのおかげで友だちやチームメイトとは毎日連絡を取り合い、話をしている様子。部活動の公式練習はありませんが、仲の良いメンバー数名で自主トレも続けています。どんな時でも心身の健康を自分で維持できることはとても大切です。子どもたちなりに、不自由な今の状態を忍耐しながら、できることに取り組もうとしている姿勢はすごいなあと感心します。

【長引くロックダウンと親のストレス】

春のロックダウン時は、緊急対応のため、学校や教員側の対応も後手にまわり、課題や宿題ばかりが増え、生徒たちの自学自習の負担が大きかったです。見守る親も、毎日のスケジュールが定まっておらず、朝起きる時間やランチタイムなど、毎日のスケジュールが変動するため困りました。

それでも中高生くらいになると、子どもたち自身が考えて動けるのでましですが、小さい子どもを抱えるママたちは、毎日オンライン授業のサポートもしなくてはならず、大変なご苦労があったことと思います。ストレスを溜めないように、「話す」＝「放す」ことを意識してくださいね。


秋からの新学期は、オンライン授業であってもキャンパスへの通学スタイルと同様の時間割での運用です。朝の出席確認を徹底し、規則正しいリズムある授業を実現するという方針でスタートしました。1日も早く通常のキャンパスでの生活が戻ることを願うばかりです。

みんなちがって　みんないい