悲しみの重さ
こんにちは。
プロファイリング子育てインストラクターの
小野塚 美知穂です。
本日も当ブログにお越しいただき
ありがとうございます。
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日本を発ったのはたった1週間前のことなのに、なんだかもうとても遠い昔のような気がしてしまいます。
母のことがある以前のサンディエゴの日常でも、最近、時間がどんどん早送りですぎて行くような気がしていて、これが年齢を重ねるということなのかしら?と思ったり、だからこそ「今」この瞬間のどんな小さなハピネスも見逃さないようにしたいと強く思う気持ちが生まれたり…
そんなことをよく考えていたのですが、今、ますますその想いを強くしています。
2月3月と年度末の忙しさに忙殺されて、「心を亡くす」とかいて「忙しい」と読みますが、まさにそんな状態だったといま振り返ると思います。
目の前のことをこなすのに必死で、母の危篤の知らせを受け、飛び乗った飛行機の中でも、考えていることは「私がしっかりしなくては」という思いだけで、悲しいとか苦しいとかそういう思いも全て封じ込めていたように思いました。
昏睡状態だとしても、母の体温があるうちになんとか間に合いますようにという祈りはあったけれど、万が一に備えては、海外で生活している多くの人たちがそうであるように、ずっとずっと心の準備も覚悟もしてきたから「きっと私は何があっても大丈夫」そう思ってました。
むしろ、泣けなかったらどうしようと心配するほど冷静で、同時に、そんな自分が、吐き気がするほど嫌だと思い、強い罪悪感も抱えていました。
だから、母の最期を看取ったとき、とめどもなく涙が溢れた自分に少しホッともしていました。
話は飛びますが。。。
日本の葬儀って、こんなに続けて食事をいただく儀式だったんだ。。。って驚くほど、参列してくださった方たちと食事が続きました。そして、弟以外、皆さま全員私より年長の方々で、アメリカから久しぶりに帰ってきているのだからと、みなさん私に食べさせたくて(愛ですね♪)すすめてくださる(笑)。
年度末、忙しすぎてストレス溜まってたのか、食事を減らしても、運動してても、あと1−2キロの体重が落とせなくて、あー代謝落ちてるなーと悶々としてたので、日本でこんなに豪華な食事を続けて、運動もしてないし、やつれるどころか太って帰ったらどうしようと思ってたのですが。。。
サンディエゴに戻ってみると、3−4キロ、体重が減ってました。
食事はしっかり食べていたのですが、やはりちゃんと眠れてなかったのでしょうか??
色々な感情、思考がノンストップで動き続けていているから?
やはり悲しみの感情は大きなパワーで身体のリソースをフルに使い果たしているのでしょう。
この年齢になると、太るのは簡単なので。。。
今は身体が軽くなった分、調子はいい感じです。
痩せた分の重さは、ちゃんと悲しみの感情を私の心が感じられた確かな証のようでもあるし、心も身体も、いらないものは削ぎ落として、もっとシンプルに、本当に自分にとって大切なものは何かを、見極めて大切にしなくちゃとそんなことを思ってます。
優しい春の雨音で目覚めた金曜日。
大人になり、虚無に襲われたとき、自分自身を奮い立たせてくれるものは
幸せな子ども時代の記憶なのかもしれない… 思います。
教材研究の一つとして、今この曲を毎日聴いているのですが^^;
聴くたびにあたたかい気持ちになる曲です。🌟
皆さま素敵な週末をお過ごしください!
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本日もお読みくださり
ありがとうございました。
今日も素敵な1日でありますように。
ごきげんよう♪
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