3月は「コース登録」の季節
こんにちは。
プロファイリング子育てインストラクターの
小野塚 美知穂です。
本日も当ブログにお越しいただき
ありがとうございます。
🔸🔸🔸🔸🔸🔸🔸🔸🔸🔸🔸🔸🔸🔸🔸
アメリカのハイスクールと土曜日の日本語補習校とのダブルスクールをしていると、スクールイヤーの区切りが違うので、勉強が大変な時期(テスト期間や課題が多い時期)や、スポーツが忙しい時期、行事などが忙しい時期というのが、交互にやってくる感じです。
例えば、日本の学校は3月といえば年度末。2月のテストが終わると、3月は修了/卒業に向けて少しスローダウン。1年の締めくくり時期ですが、二学期制のハイスクールでは春学期の始まりが1月末なので、3−4月は学業もスポーツもまさにエンジン全開な踏ん張りどきというところ。
まあ、忙しいピーク時が重なってないだけまし、という考え方もできますが、それぞれのピーク時が交互にやってくるので、ずっと忙しいという言い方もできると思います。
ただ3月は「次年度のことを考える時期」という意味では、完全にアメリカのハイスクール&日本語補習校と重なっている感じです。
ハイスクールは6月半ばが年度の終わりなので、まだ3ヶ月ほどありますが、3月に次年度の「コース登録」をします。
息子が通うハイスクールは最大7科目選択できるので、息子の場合だと、アメフト部員全員必須のFootball PEを除く、残りの6科目を自分で考えて決めなくてはなりません。
コース登録の前には、12月くらいから、学年ごとにカウンセラーがコース選択についてのオリエンテーションmeetingを開催し、コース登録の手順、スケジュール、コース選択をする際に気をつけること、考えるべきことなどについての説明があったようです。
今学習している各教科の先生に色々相談をしたり、科目の内容や負担の大きさについて確認したり、先輩や友達と情報交換して、自分の選択を決めた様子です。
アメリカの学校システムは、小学校の時から習熟度別クラスなどはごく普通に存在するので、ハイスクールになると、さらにそれぞれの生徒が選択する科目は千差万別。(もちろん、卒業に必要な必須科目ごとの単位などは決まっていますが)
簡単にいえば、一般的なレベルの英語、数学のクラスを選択していく生徒もいれば、数学だけ2学年上のクラスを選択している、とかAPクラスをたくさん取っているなど、様々です。
APクラスというのは、Advanced Placement の略。簡単にいうと、ハイスクールで、大学入門レベルのカリキュラムが学べるプログラムということになります。SAT(全米の統一テスト)で知られるアメリカの非営利団体「カレッジボード」によって運営され、高い学習意欲を持つ高校生を対象としたプログラムです。
APクラスについての詳細は、こちらの記事がわかりやすいです。
息子の友達の話を聞いていると、中国、韓国系のアジア系のママたちは、APをたくさんとりなさい、とか、成績が少しでも下がると叱るとか、かなり子どもたちにプレッシャーを与えるタイプの親も多めな様子。
私は、自分が中高生の時、母に成績のことばかり言われたのが、すごく嫌で負担だったので、息子には、健康第一&Happy第一で過ごしてほしいという望みだけ。
この1点において、私は息子によく感謝されます。
「僕を信じて、自由にさせてくれて本当にありがとう」と。
アメフトも陸上も、本人が望んで、練習は厳しいものの、とても楽しそう。そうは言っても、練習や試合で疲れ切って帰り、夜遅くまで勉強するというのは、私が思う以上にとても大変なことなのだと思います。
母としては、科目選択で、少し楽なコース選択をしてもいいのではないか?と思いますが、学習面でもチャレンジをやめようとはしません。
すごいなぁー
よく、がんばれるなぁ
と
我が子ながら思います。
本当に大丈夫かなぁ?
ちゃんと寝る時間確保できるのかなぁ?
と母としての心配も、もちろんあります。
でも
「やってみてうまくいかない時は、その時に対処を考えればいい。今から心配したって、時間の無駄。」
と本人は1ミリも迷いはありません。
「失敗した分、何かを得る。学べることがある。
だから、うまくいかないことや失敗は怖くない。」
というマインドセットは、
ミドルスクールでもがいた経験ゆえなのかもしれません。
息子の反抗期に悩んだ中学生時代も、ちゃんと意味のある、価値のある時間だったんだなと、ようやく今思えるようになりました。
🔸🔸🔸🔸🔸🔸🔸🔸🔸🔸🔸🔸🔸🔸🔸
本日もお読みくださり
ありがとうございました。
今日も素敵な1日でありますように。
ごきげんよう♪
◆-+-+-+-+-+-+–+-+-+-+-+-+-+-+-+-+◆