好きなことがわからない時

こんにちは。

プロファイリング子育てインストラクターの

小野塚 美知穂です。

本日も当ブログにお越しいただき

ありがとうございます。

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日頃、子育てに奮闘するお母様たちに、子どもたちの好きなものを深めたり、夢中になれるものの世界を大事にしてあげてください、と言い続けている私ですが、私自身は、「好きなものを封印されたり」「やりたいことを反対されたり、辞めさせられたり」「チャレンジさせてもらえない」ということを繰り返しているうちに、「好きなものがわからない」人に成長していました。

 

こんな風に書くと、なんだかとっても可哀想な子どもに聞こえてしまうでしょうし、私自身、長い間、「ああ、私って、なんてかわいそうだったのかしら」と思っていました😢

 

でも、最近、少し考え方が変わってきた部分もあり、感謝している部分もあるんです😉


制限を与えられたことで、「与えられた課題や環境の中で、期待値にあったもの、あるいは期待値を超えるものを結果として出す」ということができるようになった、という見方も出来ますから。

 

とはいえ、この心境に至るまでには、紆余曲折、葛藤を繰り返してとても長い時間がかかりましたし、心の傷という部分もあるので、オススメするわけではありません。みなさんには、子どもたちの「ありのまま」を認めて褒め子育てをしていただきたい!!という気持ちに変わりはありません。

 

こんなことを考えたのは、YouTubeで林修先生のこんな番組を見たのがきっかけでした。高学歴ニートへの熱血授業というテーマでのこの動画です。色々と反響が大きかった放送だったみたいです。

 

林先生熱血教室

 

林先生も、好きなことをやってみたけれどそこでうまくいかなくて「失敗の連続」だった。だったら、自分のスキルを求められる環境、あるいは好きではないけれど、出来ることで勝負しようと決めた、とおっしゃっています。

 



私もタイプとしては、林先生と同じで、「それほど好きというわけでもないけれど、出来ること、あるいは 周りから期待された役割で信頼される結果が出せる」という領域で、これまでの仕事をしてきたなぁというのが率直な感想です。

 

右上の「やりたくないけれど、できること」の領域ですね。


子どもの頃憧れていた職業は、アナウンサーなどマスコミの分野やエッセイストでした。小中高と、放送部でアナウンス担当をずっとやってきていたので、その延長線上にある目標や夢ということだったんだろうなぁと思います。

そして、絶対なりたくないと思っていた職業は、教師です(笑)。

残念ながら「マスコミなんて派手な世界は絶対にダメ!」という母の封印の言葉によって、親が薦める会社に入った私ですが、営業部時代に、全国支社支店の営業部員向けの教育ビデオを作成したことがあり、当時は女性営業部員が少なかったので、講師として話す内容を録画する際、私が担当することになりました。

気分はアナウンサーって感じの撮影はドキドキワクワクする経験だったことを今でもよく覚えています。今ではスカイプやZoomなどテレビ会議システムは個人レベルで使える便利な世の中ですが、当時は、会社の中でテレビ会議システムがあるというのは少数派という時代。本社から、全国の支社支店とつないでテレビ会議システムを使い研修するというのは、とても緊張しましたが、達成感のある仕事でもあったので、今でもよく覚えています。

文章を書くことは小さい時からずっと好きで得意だったので、どんな仕事をする上でも役立ちました。毎年、母に強制的に「読書感想文」を書かされる夏は、苦痛で恐怖でしかありませんでしたが。。。でも、そのことが私の国語力を育ててくれたことは間違いないと思います。

教師になりたくなかったのは、厳しすぎる母が「元教師」だったから。

コントロールされることがとても嫌でしたし、いつも逃げ出したい、束縛されたくない、自由が欲しいと思っていました。

でも、嫌だ!という強い感情を長く持ち続けていたので、大人になって、不思議なご縁に導かれるように「教える」立場にいる今、子ども目線を失わずに、子どもの気持ちを直感的に感じることができるというのは、私の強みだと自負しています。

こうして振り返って、ざっくり書くと、好きなもの、得意なものがとてもよく整理されてわかっているように思われるかもしれませんが、私の中では長い長い間「自分の好き」がわからないことに苦しんでもがいた時期がありました。

そういう経験を経て、感じることは、まず自分ができること、得意なことに「気づく」ということは、実はとても大事なことだということです。

 

自分のことって、一番わかってなかったりしますから。



自分の中の「普通にできる」ってことが、周りから見たら、「すごいね!こんなことができるんだね?!」ってことだったり、必要とされたり、感謝されるスキルだったりすることはよくあります。

 

自分の中の宝物に、なかなか気づけていないだけ、ということなんです。


お子さんが「好きなことがわからない」と迷ったり、悩んだりしている場合は、その子の「できること」「得意なこと」を探して、見つけて、褒めてあげましょう。それが「自己肯定感」につながり、「自分の強み」を意識的に磨こうという「やる気」にもつながります。

 

そして、「やりたくないけど、できること、周りから評価されること」を地道に努力して、「できること」に磨きをかけていくうちに、気がついたら「やりたいこと&できること」の領域への道が拓けていたということもあるので、「今あなたができること」に気づいてほしいなと思います。

 

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本日もお読みくださり

ありがとうございました。

今日も素敵な1日でありますように。

ごきげんよう♪

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