脳科学で証明された「親が変われば、子どもが変わる」

こんにちは。

プロファイリング子育てインストラクターの小野塚 美知穂です。

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。

 

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もうかれこれ10年以上、見ている

NHKのプロフェッショナル 仕事の流儀 の番組。

先日小児神経医の友田明美医師のドキュメンタリーを見ました。幼児クラスのお母様たちや、小学生ママにも、この番組は「現在進行形の伝記」としておススメしています。

 

子どもたちは幼い時から、様々な夢を描き、なりたい職業やキャリアについて年相応にいろいろと考えたり、想像を膨らませているもの。人生の早い段階から、明確な夢を持ち、希望を語っている子は結構多いです。そんなタイミングに親子でこの番組を見て、意見交換をしたり、感想を言い合ったりしていると、自然な形で家庭内でのキャリア教育になると私は思っています。

 

今回の友田医師のドキュメンタリーは、私にとってとても興味深い内容でした。友田医師は、ADHD、自閉症の子どもの子育てや、虐待や育児放棄などで心に深い傷をおった子どもたちを支える臨床の現場で働きながら、研究者としても、虐待が脳に与える影響を世界で初めて実証するという最先端の研究をしているドクターです。

 

虐待とまでいかずとも、「なんでできないの?!」というような、頭ごなしの叱責や親がコントロールしようとする強い言葉によって子どもたちの脳が(視覚、聴覚というような分野で)萎縮しているという衝撃的な実証データが番組の中で紹介されていました。

「子どもの前での夫婦喧嘩」
「心ない言葉」
「スマホ・ネグレクト」
「きょうだい間の差別」

など。

こうしたことは、「マルトリートメント(不適切な養育)」と呼ぶそうです。

この「不適切な養育」により、子どもの脳を「物理的」に傷つけ、学習欲の低下や非行、うつや統合失調症などの病を引き起こすことが、彼女の研究データにより明らかになったのだそうです。

 

七田眞先生の著書でも、幼児期に親子の信頼関係/絆を形成することがどれほど大切かということが繰り返し様々な表現で伝えられています。

 

右脳教育の世界で「大切なこと」と教えられてきたことが、脳の萎縮率をデータで解析できるという現代のテクノロジーと、友田医師の膨大な聞き取り調査、臨床データに基づく長年の研究によって、脳科学的に証明されたということになります。

 

右脳的アプローチと左脳的アプローチ双方が「親が変われば、子どもが変わる」という同じ一つの答えにたどり着いたことは、ずっと長い間、右脳教育に関わってきた私にとっても、大変感慨深い、大きなインパクトを受けた番組の内容でした。

 

私も、これまでワークショップやセミナー、あるいは個別セッションで様々な親子関係の問題や課題、子育ての悩みに向き合う中で、

「親は子どもの鏡」

「親が変われば、子どもは変わる」

ということを、私自身の経験や、これまで関わってきた親子関係の様々なケーススタディから、皆様に繰り返しお話ししてきました。

 

友田医師のドキュメンタリーを見て、これからは脳科学的な証明データを持ってさらに自信を持って、お話しできる!という思いを強くしています。

 

 

はいえ、自分の子どもとの関わり方や距離感が、正しいのか否か?というのを客観的に判断するのは、とても難しいことです。

私自身もそうでした。ドキュメンタリーの中で、友田医師ご自身も、二人の娘さんの子育てや関わりを振り返り、失敗の連続だったとお話しされていたのが印象的でした。

 

失敗を繰り返しながら、親として少しずつ成長していく。

それでいいんです。

みんなそうなんです。

 

ただうまくいかないなぁというときに、自分で抱え込んでしまうと、ますます周りが見えなくなったり、悪循環に陥ってしまうことがあります。そんな時は、プロの力を借りた方が、急転直下、問題解決ができます。

 

私のところへ個性診断、家族検証にこられるクライアントの皆さんも、悩みに悩んでこられていますから、最初は私とのセッションで、問題解決ができるのか半信半疑という方も、当然いらっしゃいますし、1度のセッションでポンと解決するほど、簡単にいかないのが、親子関係ですが、それでも最初のセッションで、「スッキリしました」「そういうことだったですね」という言葉が共通して出てきます。親子や家族の関係を、自分で客観視するというのが難しい証拠だと思います。

 

率直な気持ちを吐き出して、状況を冷静に判断して、どんな解決策の道があるのか探るプロセスの中で、私ができることは、ナビゲーター役。最終的にたくさんの解決の道の中から、道を選んで行くのは、お母様ご自身です。でも、一人ぼっちで道に迷うより、一緒に道を探す仲間がいた方が、気持ちもポジティブに前へ進んでいけるんじゃないかな?と そんな気持ちでセッションをしています。

 

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本日もお読みくださりありがとうございました。

今日も素敵な1日でありますように。ごきげんよう♪

 

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