ケアレスミスをなくすには?
こんにちは。
プロファイリング子育てインストラクターの小野塚 美知穂です。
本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
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2週に渡る個人面談で、共通して多く話題に上ったのが「ケアレスミスをどうやってなくしていくか?」ということと、「読解力を深めるにはどうしたらいいか?」ということでした。この2つは別な課題なようで、実は共通する問題が含まれています。
例えば、算数がとても得意なのに、計算ミスをする、正しく理解できているのに答えを書き間違えるというようなミスの場合。算数の力というよりは、「国語の読み取りの力が不足」しているからというケースがほとんどです。毎日計算ドリルをしたり、〇〇式のプリント学習に取り組み、計算に自信がある子に、実はこういうタイプが多かったりします。
算数の理解力を深めていくには、実は「国語力」が重要であるということなんです。さらにいえば、算数に限らず、全ての教科の理解を深める基盤を作るため「国語力」というのはとても大事です。お子さんがテストやプリントでケアレスミスが多い場合は次のようなことを確認してほしいと思います。
*問題を丁寧に読み取れているか?
*計算の後、見直しや確かめ算をすることが習慣になっているか?
*問題の文章を、図式で書き表すことができるか?
あるいは、人に説明できるか?
国語での読み取り力を深めていくには、やはり「要約力」を鍛えていくほかありません。教科書を読んだり、読み聞かせで絵本や本を読んだ後などに、
*どんなお話だったのかを説明してもらう
*登場人物の説明をしてもらう
*登場人物がどんなことをして、どんな気持ちになったのか?について
意見交換をする、話し合う
こうしたことを、毎回質問するようにしていくと、文章を読むときに、いつも考えながら読み取り、回答の根拠となる言葉や話をきちんと対応していく、という練習を積み重ねていくことができます。
日常の会話でも、こうしたことを意識して、お子さんに考えさせる「質問」を投げかけていくというのもとても効果的です。
本物の「国語力」を高めるのは、忍耐も必要ですし、コツコツと長時間かけて続けていくほかありません。だからこそ、乳幼児期から小学生低学年での、お子さんと一緒に過ごす「読み聞かせ」の時間、毎日短い時間でもいいので大切にしてほしいな、と思います。
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本日もお読みくださりありがとうございました。
今日も素敵な1日でありますように。ごきげんよう♪