人生を切り拓く力

こんにちは。

プロファイリング子育てインストラクターの小野塚 美知穂です。

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。

 

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深夜便で日本へ里帰り予定のAちゃん(3歳)。プリスクールの後、ママと一緒にレッスンに来てくれました。彼女の今のお気に入りの取り組みは、しちだの「全脳力めきめきアップセット」のマッチ棒。

 

今日もたくさんの図形を「マッチ棒」で作り、四色色板でも、カラフルな図形を作り、達成感に満ちた笑顔で帰っていきました。

 

私は子どもたちのこの「できた!」って瞬間の、得意げな笑顔や、ママに褒められて嬉しそうな笑顔が大好きです。そして、それをそばで優しく見守るママの嬉しそうな笑顔も。

 

秋の日本でまた色々な体験をして、色々な人と出会って、言葉も経験も増やして成長してくるんだろうなーと思います。七五三の写真も楽しみです♪

 

そんな彼女の様子を見送って、夢中になって取り組んでいるときが、子どもたちは最も吸収力がよく、たくさんのことを学んでいるのだなぁと改めて思います。

 

小学生で「算数が得意!大好き!」という子でも、「長さ」「水のかさ(量)」「時刻」「図形」といった生活スキルと密接に結びついた学習内容となると途端に理解力が低いというケースに遭遇することがあります。

 

幼児期に外遊びなどが足りない、あるいは お手伝いなどの生活体験が不足しているのではないかなあと感じます。

 

幼児期に生活習慣を意識して、過ごして来たお子さんは、3−4歳ごろから、時間や時計を意識するようになって来ます。図形についても、ウッドパズル、ジグソーパズル、あるいは折り紙、ペーパークラフトなど図形を作り上げていくような知育遊びをしている子は、学習という形で再び「図形」に出会った時、すんなりと理解できていきます。イメージ力が高い子は、頭の中でぐるぐると3Dの形を回転させたり、向きを変えたりができる、と言われています。

 

幼児期には遊びの中で、様々にイメージ力、試行錯誤、思考力を伸ばしていけるというのは、これまでの経験上、確信をもっていえることですが、小学生になって、算数の学習に壁を感じている子にはどう指導していったら良いだろうと指導に悩む場合も出て来たので、

 

「小3までに育てたい『算数脳』」
(高濱正伸著)

 

を読み直しています。

 

この本に「算数は『生きる力』」と書かれていましたが、私もその通りだと思います。算数の力というのは、何も計算が速いというようなスキルやテクニックだけではないと思うからです。思考を整理する力、問題を解決するために試行錯誤する力というような力をつけるための学問だということです。

 

もう一つ印象に残った表現は(以下 p54より引用)

 

「算数の苦手な子が、新しい問題にぶつかった時に、よくいう言葉があります。「これ、まだ習ってないよ。」というのです。それに対して、私はこう答えます「キミの人生、これから先ずっと習っていないことだらけだよ。」算数脳は「人生を切り拓いて行く力」のことだと思うのです。

 

という一節です。その通りだと思います。

 

小学生低学年でも、「めんどくさい」「やりたくない」「わからない」という子がいます。勉強ができなくても、なんとかわかろうとする意欲がある子は、教え導くことができますが、やる気がない、意欲がわかないという子は一番指導が難しいのです。

 

算数の学習が「人生を切り拓く力」をつけると仮定すれば、親としてはやはり幼い時から、 見える力(イメージ力=図形センス、空間把握力、試行錯誤能力、発見力)詰める力(論理性/要約力/精読力/意志)を育てる環境設定を心がけてあげたいものです。

 

じゃあ、どんな環境を??
って身構えないでくださいね。

 

「外遊び」の中に全ての答えがあった!とこの本には書かれています。

 

自然の中で遊ぶ時、子ども達は語幹をフル回転して、様々なイメージ力をはっきして、遊びを作り出します。そういう体験こそが、「イメージ力」「思考力」を育み、「創造」の源となるのです。

 

夢中になって遊ぶ、好きなことにのめり込んでとことんやり尽くす体験を
幼児期にしているかどうかは、子どもの生きる力を大きく伸ばすためにとても大事なことだということを、今日Aちゃんの様子を見ていて強く感じました。

電車マニアであるとか、昆虫に詳しい、サメにハマっている、恐竜の名前をたくさん知っている、石ころを集めている、など、お母さんから見たら意味をなさないようなものに夢中になっているといった幼児期の行動(比較的、男の子に多いです)は、長い目で見た時に、理系の綿密な研究や考察に向いていると言われているそうです。

 

女の子でも、ジグソーパズルや折り紙に夢中とか、お人形さん遊びの中で着せ替えをしたりなど、イメージ力、創造力を使う遊びはたくさんあると思います。

 

その子の興味に合わせて、好きなものをとことんやり尽くす、遊び作る体験こそが大事だということです。子どもが夢中になっている世界、時に親が理解できない場合もあるかもしれませんが、できるだけ子どものスキ!に寄り添って、お母様お父様も一緒に面白がって楽しめるといいですね。

 

私も息子の様々なブームに合わせて、恐竜の名前に詳しくなったり、サメの名前を覚えたり、色々楽しませてもらいました。今は、アメフトネタぐらいしか、息子と会話が成立しないので、にわか勉強を続けています😅😆

 

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本日もお読みくださりありがとうございました。

今日も素敵な1日でありますように。ごきげんよう♪

 

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