ハイスクールでの取り組み ”Challenge Day”
こんにちは。
プロファイリング子育てインストラクターの
小野塚 美知穂です。
本日も当ブログにお越しいただき
ありがとうございます。
今週息子が通うハイスクールで開催された
Challenge Day
(https://www.challengeday.org)
息子は初日の水曜に参加。
普段は滅多に学校のことを
話してくれないのですが
この日は帰宅してすぐ、
色々な話をしてくれました。
コーディネーターの大人二人が
まずは自分の人生で辛かったこと
苦しかったことを話してくれたそうです。
一人は自分がゲイであることを
家族が受け入れてくれなかったことで
長い間苦しんだという話を。
もう一人は
母親が幼い時になくなり
その後父子家庭で育って
その時は母がいない寂しさはあったけれど
楽しく生活していたそうです。
が、父親の再婚後、
義母とうまくいかず最終的には、
父親は子供たちとの生活ではなく
再婚相手の女性との生活を優先。
母を亡くし、父にも見捨てられたと
心の傷を負って過ごしたことを
子供達に話したそうです。
次に生徒たちが
自分の胸のうちの悩みや苦しみ
を周りの人に話してシェアする
ということがこのイベントの
大きな目的だった様子。
息子は
「結構たくさんの友達が
すごく悩んでたり、
苦しい気持ちでいることを、
今日初めて知ってびっくりした。」
と言っていました。
親が早くに亡くなってしまった
両親の離婚で心の傷を抱えている
親はお金持ちで、
生活に困っていないけれど
親の愛情を感じられず
寂しい気持ちを抱えている
などなど。
身近に接している友達なのに
初めて聞く話ばかりだったそうで
私に話をしながらも
戸惑っている表情。
「あなたは何か話をしたの?」
と聞いてみると
「僕は特に今の生活に何も
不満はないからさ。。。
ありがたいって思ったよ。」
「困っている人や苦しんでいる人を
助けたいけど、僕一人の力で
全員を助けるのは無理だからさ。。。
そばにいる友達が困っている時
苦しい時に、助けたいって思うって話した。」
と言っていました。
悩みのない人なんて
いないと思います。
息子も、
私に言わないだけで
心配かけまいと
悩んだり迷ったりしていることも
きっとあるでしょうし。。。
私は私で
アメリカ生活が長くなったとはいえ、
母親が日本人である
ってことを
息子が
面倒だなーとか
ママにはどうせわからない!
アメリカ人のママならわかるのに
と不満に思うことも
あるんじゃないかしら??
とたまに不安に思うこともあったので
とりあえず
現時点で
今の生活や環境にとても感謝している
という言葉が返ってきたことに
ホッとしました。
そして
「マミィ、いつもありがとう。」
「大好きだよ。」
と唐突に言われてびっくり
イベントの後半
「自分にとって一番大事な人のことを考えて!」
という問いかけがあったらしいのです。
嬉しくて涙が
こぼれそうになりがら
ハグしました。
小学校で取り組んでいた
Peace Builderという活動も
素晴らしい!!と
思っていましたが
ハイスクールでもこうした活動を
学校やPTAが積極的に
取り入れてくれていることは
本当に素晴らしい試みで
「心を育てる」教育を
してくださっている
ことに感謝でいっぱいの午後。
多種多様な人種、民族が集まっている
コミュニティで
ダイバーシティ(多様性)
をお互いが尊重しあい
認め合い、切磋琢磨し
共に成長する
そんなハイスクールライフを過ごして
ほしいなあと改めて思いました。
本日もお読みくだりありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
ごきげんよう♪
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子育てインストラクター
小野塚美知穂
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