「夢ノート」の思い出
先日
”落ち込んだ時どこに行く?””何をする?”
と友達に聞かれ
私が
”本の世界に逃げるぅ〜”
と答えたら
’文学少女だね〜”といわれました
今は、社交的といわれることが多い私ですが、
大人になるまではどちらかというと
*いるのかいないかわからない
*一人でいる
*本の世界に住んでいる
どちらかというと
根暗なイメージが強かったと思います。
大人になり、会社に入り、
広告宣伝、営業と
華やかな業界やジャンルで仕事をする環境の中で
一人前に仕事できるようになるために
無我夢中で必死な20代、30代でした。
時代はバブル全盛期
良くも悪くもパワーとエネルギーに溢れたあの時代に
猛烈に仕事させてもらったことは
今振り返っても
すごく幸せなことだったし、
今の私の自信の源になっていると思います。
年齢を重ねてきたから、
思うことかもしれませんが。。。
友達があまりいなくて根暗な文学少女時代も
♪24 時間働けますか♪
(時任三郎さんのCMソングが今でも耳に残ってます)
という時代の中
深夜残業、徹夜が日常で
がむしゃらに仕事に打ち込んだ日々も
全てのことが
その時々の私にとって
必要不可欠で大切な学びの時間だったんだなーと思います。
暗くて、寂しかったから、人の気持ちに優しくなれたり、
がむしゃらに努力している時には必ず
応援してくれる人や支えてくれる仲間ができると知ったり、
猛烈に仕事して、倒れたからこそ、
健康の大切さをしみじみ感じたり。。。
そんな私の20代30代を支えてくれたのが
中山庸子さんの「夢ノート」でした。
「夢ノート」のつくりかた (PHP文庫)
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*好きなものがわからない
*夢って何?
*目標って何?
と当時
自分のコア(軸)が(恥ずかしいほど)
なあんにもなかった時期に出会ったこの本は
私にとって衝撃的な出会いでした。
この本を読んでから
夢と呼べないほどの「小さな願望」を毎日毎日ノートに
書いてリストアップしていきました。
欲しい洋服や時計、アクセサリーといった物質欲的なことから
どんな女性になりたいか?という憧れの女性のイメージだとか
それこそ思いつくまま
100個200個と書き連ねていくという作業そのものが
最初のトレーニング。
そして楽しい作業でした。
実際この「夢ノート」のおかげで
私は仕事での目標、プライベートでの欲しいもの、得たいもの
そうした願望を一つ一つ叶えていくことができました。
とてつもなく大きな「夢」でなくても
小さな希望や希望が少しづつ叶う喜びで
ちょっとずつ前に進んで
いっぱい失敗もして、傷ついて、泣いて怒って。。。。
苦しいことも辛いこともいろいろあったけれど、
でもそうしたものも含めて、
今は愛おしいなぁと思います。
そして今50代を前に
再び中山庸子さんの本に出会うという巡り合わせに感謝
50代のいまこそ、しておきたいこと 三笠書房 電子書籍
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夢ノートの時と違い、
”うんうん、これは私も日頃やっていることだわ”とか
”意識してるといいことが起きるよね?”と
本に書かれたことに共感することもたくさんあって
楽しく読んでいます。
年齢を重ねていくことは止められないこと。
でも
死ぬまで女性らしく素敵に可愛く歳を重ねたい
と思うので、
”50代のいまこそ、しておきたいこと”
この本を手元に置いて繰り返し読んで
『林住期を美しく生きる』ための
チャレンジ、楽しみながら続けたいなぁと思っています