牛乳を飲まない理由
以前アロマオイルのワークショップで
お子様の骨折が多いというご相談を受けた際、
牛乳は飲まない方がいいですよ〜
というお話をさせていただいたことがあります。
「牛乳はカルシウムが多く、健康によい」と
学校給食を通して教え込まれてきた私たちですが
実は色々調べてみるとそうではないようです。
栄養素ごとに見ていくと。
*カルシウム
牛乳に含まれるカルシウムは仔牛向けなので、
分子が大きく人間には吸収しにくく、消化が悪いと言われています。
牛乳を飲まなくても
カルシウムは普段の食事で摂ることができます。
日本人が昔から食べている
ヒジキは牛乳の14倍
昆布8倍
ワカメ13倍
煮干し22倍
カルシウムが含まれています。
他にも
大根葉、カブの葉、小松菜、モロヘイヤ、ケール、バジルなど。
一汁二菜の和食ご飯を食べていれば
自然とカルシウムも取れていくと思います。
*タンパク質
牛乳に含まれるタンパク質の約8割を占める「カゼイン」は、
胃に入るとすぐに固まり、胃腸に非常に負担をかけるうえに
消化管でスムーズに処理されず、いろいろな毒素をだし血液を汚していくといわれています。
特に、牛乳の蛋白質カゼインは、粒子が小さいので、腸の機能が弱っている時には
腸壁を素通りして、血液の中に入っていくそうです。
→異質の蛋白質を摂り入れたためアレルギー反応が起こる。
タンパク質の摂取も、和食ご飯で十分摂ることができます!
「植物性タンパク質」を含む食品の組み合わせ例
・ごはん×納豆
・卵×ごはん
・卵×お肉×ご飯=すき焼き
・豆乳×お肉×野菜=豆乳鍋
*リン
牛乳にはリンがたくさん含まれる(人間の母乳の6倍)ため
骨のカルシウムは溶け出し、それまで体内にあった同量のカルシウムと結びついて
リン酸カルシウムとなって体外に排泄されてしまいます。
→牛乳を飲めば飲むほど体内のカルシウムが減少していく。
→骨折や骨粗鬆症の原因となる。
→牛乳の飲み過ぎによりカルシウムが奪われ虫歯になり易くなる。
(世界一牛乳を飲んでいるノルウェーの骨折率は日本の5倍)
*仔牛にとっての完全栄養食品は「早熟」「早老」を加速する
牛乳は仔牛(生まれた時約50kg)がわずか2~3年で成牛(400~1000kg)
になるのに必要な完全栄養食品です。
でもそれを人が摂るとどうなるか?
「早熟」
「早老」
をもたらすのです。
体は早く大きくなるけれど、様々な病気にかかりやすくなり
老化を進めるということになります。
こんな恐ろしげなタイトルの本もあるようです。
ええ???と思ったら
ぜひ調べてみてくださいね!
というわけで
我が家はグリーンスムージーを作る時も
牛乳は使わず、オーガニックの「豆乳」を使っています。
もともと私は子供の頃から牛乳が嫌いで、、、
給食の牛乳は本当に苦痛でした。。。。
三世帯同居家族で、祖父母に合わせた完全和食育ちだったから
体が受けつけなかったのかもしれません。
今となっては、とても感謝しています。
チーズ、ヨーグルトなどはたまーに
嗜好品としていただきますが、
牛乳はほとんど飲みません。
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