Finding Dory ファインディング ドリー
息子と映画 ”Finding Dory” ファインディング ドリーを見てきました。
中学生にはちょと可愛すぎる映画かな?と思ったのですが、
意外にも「ニモの続編だから見たい」という返事。
私がサンディエゴに来たばかりの頃は、
古めかしい映画館だったのですが、
最近はすっかりゴージャスに大変身したシネポリス。
食べ物、飲み物をオーダーすると席まで持ってきてくれます。
先週、サマーキャンプであちこち出かけて
いろいろな場所で自分でランチを買って食事したためか
いつもはあれこれ食べたがる息子が
「マミィ、ここすっごい高いね」とメニューを見て一言。
(そうよ、高いわよ。
前から言ってるじゃない
と言いたいところをぐっと我慢。)
「そう?? 何も食べないの?」
と素知らぬ顔をしていたら、
「ランチいっぱい食べたし、今日は何もいらない」
自分で支払いをしてみたからこその気づき。
日頃子供達だけでの行動ができない息子にとっては、
先週のお出かけサマーキャンプは有意義な経験だったようです。
さて、映画のお話に戻ると。。。
まずは、本編の前に流れる短編「Piper」のクオリティの高さに感動!
ナレーションやセリフは一切なし。
小鳥のヒナの動きや目の動きだけで、波への恐怖やそれを克服するまでの葛藤、
怖さを乗り越え、エサにありついた時の得意げな様子を描いたかわいい作品でした。
本編はディズニーらしいストーリー展開。
ニモの続編ということで、
おきまりのわかりやすいストーリー
といえばストーリーですが。。。
健忘症のドリーの記憶の奥底に眠っていた
幼い頃の両親との思い出のシーンは
ジーンとくる場面です。
When something is too hard, you should just give up…..
There is always another way.
ドリーのパパの言葉です。
教えても教えてもすぐ忘れてしまうドリーを
大きな愛情で包んでいる両親が素敵。
「とにかく泳ぎ続けるんだ!」
「貝殻をたどるとお家に帰れる!」
という両親の言葉が
記憶の奥底に残っていたこと。
そして、必ずドリーが自分の力で探して戻ってくると
信じていた両親の親心。
息子と一緒に観るには
とってもほのぼのする映画で良かったです。
「その子のそのまんまを受け入れる」
というメッセージが
ドリーの両親のセリフの中に込められ
ストレートに表現されているのが
ディズニー映画ならではと思いました。
新キャラクターの7本足のオクトパス ハンク
の存在感が効いてます♪