あたりまえだけど、とても大切なこと。

子育てのご相談でよく出てくるのが

「ルールを教える」

「躾」

についてのご相談。

 

躾と言う文字は「身」と「美しい」という文字で出来ています。

「美しい所作を身につける」という意味が含まれているんですね。

周りを不快にさせない、心地よい雰囲気にさせるということも

含まれているんではないかぁと私は解釈しています。

「美しい所作」

「美しい言葉」

そういうことを意識して、

子供達が幼い時から教えていきたいものですね。

 

今日はルールについて分かりやすく書かれた

実践的な本のご紹介です。

 

 

「あたりまえだけど、とても大切なこと 子どものためのルールブック」(草思社)

この本は、学習や行動に問題を抱える生徒の多い学校から

優秀児を輩出したことが評価され、2000年にウォルト•ディズニー社主催

『全米最優秀教師賞』を受賞したロン•クラーク氏の著書です。

(原書:The Essential 55  <Hyperion,2003>)

『奇跡』ともいわれる成果を生み出した彼の教育の土台は

子どもたちにごく普通の生活ルールをしっかり

守らせることにあったといわれています。

当たり前のこと」

が日々の生活できちんとできているかどうかというのは

簡単なようで実はとても難しいことです。

 

ルールを守ることから出発し、生活習慣を改善。

生活の基本的マナーはもちろんのこと、

子どもたち自身の自尊感情や自己肯定感、他者を尊重する心を育て

責任ある大人になるための土台づくりをすることで、

子どもたちが本来もっている健全な好奇心がよみがえり

学ぶ意欲へとつながっていく過程を諦めることなく

追求した一人の教師の物語が各所にちりばめられています。

 

子育て中の保護者にとって、参考になる具体的な話がたくさん書かれています。

映画はわかりやすいエピソードが強調されていますので、

すごく面白いです。

興味のある方はぜひごらんになってくださいね。

 

 

ペタしてね どくしゃになってね!