サンディエゴで季節感を教えるチャレンジ
ごきげんよう🌈
プロファイリング子育てインストラクターの小野塚 美知穂です。本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
【季節感はリアル体験とともに育まれるもの】
年間を通じて温暖なサンディエゴに住んでいるとだんだん「季節感」っていうものがなくなってきてしまいます。寒いのが苦手で寒がりな私にとっては、サンディエゴの温暖な気候はとてもありがたいのですが、 生まれも育ちもサンディエゴという子供たちに、日本語を教えるという部分では、苦労がありました。日本の文化や行事を教えて行こうとすると 、四季折々の変化、季節ごとの味覚、季節ごとの行事、こうしたことを子どもたちに言葉とともに教えていくわけですが、日本での生活体験がない子どもたちにしてみるとイメージできない事柄がたくさん出てきます。
今は幸い YouTube などですぐに動画を検索して見せることができる時代ですから、日本の生活体験がほとんどなくて、イメージができない子どもには、例えば雪を見たことない子であれば、雪の降っている様子を見せたり、言葉のイメージを掴んでもらうための工夫がが必要になってきます。
社会科の学習などでよく出てきた課題としては、例えば、「魚市場」という言葉を教える時、魚市場を見たことがない子どもにとっては、イメージできない→わからない→面白くない、嫌い というふうに、学習そのものに対して、苦手意識や嫌悪感が生まれてしまいます。逆にニュースやドキュメンタリーなどでも(リアル体験でなくても)「魚市場」の様子を見たことがある子どもは何となくイメージをすることができ、自分の中で想像を膨らませることができます。言葉は生きていますから、人々の生活の中で使われることで命を吹き込まれているという部分があります。生活体験がないと、いくら教科書の上で学んでも自分の中に取り込んで行けないということが起こってしまいます。
【短い日本での子育て体験で感じたこと】
私の息子は生まれも育ちもサンディエゴですが、5-6歳の時期、2年半ほど東京で生活したことがありました。 それまでも旅行という形で日本に滞在していたことはもちろんあるんですけれども、旅行での体験と、生活体験はまた少し意味合いが違ってくと思います。そういう意味では、短いながらも幼稚園と小学校の2年間、言葉の基礎を覚える時期に日本での生活体験をすることができたのは貴重でした。
季節感といえば、サンディエゴから日本に帰ったばかりの頃、たまたま右脳レッスンの幼児向けのプリントで季節を判別するという問題がありました。桜の花を見て「春」ススキを見て「秋」スイカ割りは「夏」雪だるまは「冬」と判別する、日本に住んでいたならば当たり前にわかるような簡単な問題だったんですけれども。息子は春と秋がわかりませんでした。小さい頃、お花見にお花見をしたことがあったんですけれどもやっぱり小さすぎてあまり記憶に残っていなかったりですとか、 秋のすすきに関しては、みたことがないものだから、全くイメージできなかったんだと思います。子どもの時の言葉の学習には、見て、触って、感じてという、五感に刺激を受けるリアルな体験がとても大切だということを感じた出来事でした。
東京で過ごした2年間という短い時間だったんですが、その中でも、雪の日、台風の日は、息子にとっては、ワクワクドキドキ興奮する日でした。あるとき、東京にしてはかなり雪が積もった日がありました。普段15分ほどで帰ってくるはずが1時間以上たっても全然家に帰って来なくて、すごく心配したことがあったんです。雪だるまを作りながら帰ってきたとかで、ビショビショに濡れながら、満面の笑みで本当にニッコニコで帰ってきました。あまりに嬉しそうで、可愛くて叱れなかった思い出があります。
サンディエゴに戻ってきてからはできるだけ意識して、季節ごとの行事や由来についてのお話を読み聞かせしたり、一緒に料理を作ったりすることで、なんとか季節感を伝えようという努力をしました。日本語を教えていく時、言葉はその国の文化や歴史に深く睦び付いているので、季節感に関することは外せないんですよね。料理の中で、「旬の野菜やたべもの」を教えたり、季節ごとの折り紙を教えたり、学校の宿題などでは、俳句を作るときに、季語を勉強するので、そうした学習の中で、春夏秋冬の季節ごとの言葉を覚えていったのではないかと思います。
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