【思春期子育て】叱り方の注意点 

ごきげんよう🌈

プロファイリング子育てインストラクターの小野塚 美知穂です。

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。

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【叱り方研究】

私は、子どもたちのありのままを受け止めて、認めて、褒める子育てを推奨しているので、褒め方については、これまでもたくさん記事を書いてきましたが、叱り方については、あまり書いたことがありませんでした。

基本的には、出来るだけ叱ることは避け、子どもとへの問いかけ、話し合いに持っていくことが理想ですが、そうは言っても、きちんと叱らなくてはならない、時には「怒っているフリ」をしてでも、熱を持って怒る、伝えることが必要な場合もあります。

そこで今日は叱り方の注意点を挙げてみたいと思います。

【叱り方の注意点】

1.気分で怒らない

出来るだけ感情的にならないことが大事です。冷静さを取り戻すために、大きく深呼吸して、子どもに向ける言葉を発する前にちょっと考えてから話をするようにしましょう。

 

2.過去や関係ないことを持ち出さない

これは私自身、耳が痛い話です。気をつけなくては、と思います。つい、過去の出来事を引き合いに出して、あの時もああだったこうだったといってしまいがちです💦叱る時は、今目の前で起きている課題だけに集中しなくてはなりません。

注意することはどんなに多くても2つか3つ。以前参加したセミナーで教えていただいた工夫は、話をする前に小さなポストイットに、どうしても伝えたいこと、注意することを要点を絞って箇条書きにして書き出しておくということでした。親も冷静に客観的に考えを整理して話すためにも、このポストイット活用はとても良いと思って、使っています。

 

3.原因を責める

これも日本人はやりがちなことです。犯人探しや原因探究よりも、うまくいかなかった時、今からどうするか?未来を変えるためにどう動くか?という話をした方が、子どもたちも気持ちに切り替えが早く、次のチャレンジに向かっていけます。うまくいかなかった原因を追求しても、大抵の場合いいことはほとんどありません。子どもは責められている気持ちになり、親に話をしてくれなくなります。これからどうする?どうすればよかったかな?と問いかけて、自分で考えるように導く会話にして、改善策や対応策を前向きに話し合った方が、子どもの成長につながります。

 

4.一方的に決めつけない

親の価値観を押し付けないことは、とても大事です。今の時代、未来の時代を生きる感性を持ち合わせているのは、子どもの方だったりします。子供なりの考え、言い分にまずは耳を傾ける、気持ちを理解するように心がける姿勢が大切だと思います。

 

5.人格を否定する

これはいうまでもないことですが、行動を叱っても、人格を傷つける言葉を言ってはいけません。

 

特に思春期は、ごく普通に話かけたり、質問するだけでも、親に責められていると感じたり、自分を否定されているのではと敏感になりがちが時期です。彼らがそのように受け取ってしまう言葉をつい口にしてしまうと、思春期反抗期でイライラしている子にとっては、火に油を注ぐようなものなの。

 

思春期だけでなく、どの年齢の子どもに対しても

「どうしてできないの?」

「なんで宿題をやらないの?」

「いつも言っているでしょ?」

「何回同じことを言ったらわかるの?」

こうした言葉はNGです。

 

思春期子育ては、親にとっては、色々な面で「忍耐」を強いられる場面が多々出てきますが、永遠に続くわけではありません。この時期が過ぎれば、あとできっと笑い話になり、懐かしい子育ての思い出になっているはずです。

 

ラジオトーク(#79【おたより紹介】叱り方のルール)でお話ししています。

 

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