幼児〜小学生にとって1番大事な取り組み【外遊び】(2)
ごきげんよう🌈
プロファイリング子育てインストラクターの小野塚 美知穂です。
本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
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【外遊びがなぜ重要か？ ②心を鍛える】
前回は「体」の成長のために、外遊びがなぜ重要かをお伝えしました。今回は子どもたちの「心」精神面での成長のために、外遊びがなぜ大事なのかについてまとめてみました。
①想像力・発想力が豊かになる
自然の中には不思議なものがたーくさんあります。
頬にあたる風の温度、風の強さ
虫や鳥の鳴き声、不思議な音
面白い形をした葉っぱや花… など。
大人にとっては取るに足らないものだと思えるようなものでも子どもにとっては様々な想像をかき立てるワクワクする出会いとの連続です！これらの自然との出会いから、子どもたちは自分の道具を作ったり、ごっこ遊びをしたり、壮大なお話を考えついたりします。
私自身、家のそばの公園に早朝出かけた時、リスやウサギと遭遇して、当時２歳くらいだった息子が目をキラキラと輝かせていた、懐かしい記憶があります。外遊びは室内にいるだけでは活性化されない脳の一部を刺激し、子どもたちの想像力や発想力を豊かにしてくれるのです。
②適切にエネルギーを放出し、ストレスが軽減される
本来幼い子どもたちは動き回っている状態が正常です。家に閉じこもっていたり、勉強ばかり、メディア漬けのように、体を動かさない活動が長時間になると、不健康な状態になります。本来、運動することで放出すべきエネルギーが身体の中に溜まってしまいます。外遊びは、身体の中に蓄積されたエネルギーを健康的に放出し、バランスを取るために必要不可欠な時間なのです。
また、コロラド大学の研究チームの調査によると日常的に、自然が豊かな場所で遊んでいる子どものストレスレベルは、そうでない子どもと比べて圧倒的に低いことがデータとして出ています。子どもたちのメンタルストレスをうまく開放してあげるためにも、自然の中で思い切り遊ぶ外遊びはとても大切だということがわかると思います。
③自己発見の時間
外遊びは子どもたちにとって、自分への様々な面を発見する、自分と向き合う時間にもなります。
例えば、
海のどの辺まで、歩いて入っていけるのか？
ブランコをどれくらい高く漕げるか？
どれくらいの高さまで木を登れるか。
このような体験を通して、子どもたちは自分の限界を試していくことで、自らの身体的・精神的な能力を認知できるようになります。自分の身体の限界は試してみないと分からないし、何かが出来た時・出来なかった時の悔しさや喜びや痛みの感情は経験してみないと子どもたちは学べません。外遊びは、子どもたちが自分の新たな能力の発見の場。彼らの人間的成長や可能性を大きく広げてくれる大切な時間です。
ラジオトーク（#75 外遊びはなぜ大切か？ ②）でお話ししています。
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