昨年末の高等部の授業参観の国語の授業の際

「幼児語」についての話題が出たそうで…

我が家ではほとんど「幼児語」を使わず

子育てしてきたため、

先生に「幼児語の具体例」

をあげるように言われた時

息子は全くピンとこなかったらしいのです。

「僕は子どもの頃、

　そういう言葉は使ったことありません。」

と答えて、先生の方がびっくりされたとか。

七田眞先生の著書で

「子どもにも正しい美しい日本語で話しかけて、

子どもの語彙を育てましょう」という教えを読み

極力幼児語は使わず、

大人と同じような言葉遣いで話すことを

いつも意識していました。

子どもだからわからない、ではなく

「必ずわかる」という前提に立って

語りかけ、話をする、ということです。

息子だけでなく、

今でも私は幼児や小学生の子どもたちと関わりあう時

（もちろん相手がわかりやすい、

　伝わりやすい言葉や表現は選びますが）

大人同士で話すのと同じ意識で、

正しく美しい日本語で、相手の心に届く言葉を選んで

話すようにしています。

そして子どもたちの理解力や感性は素晴らしいので

こちらが熱を持って、伝えたことは必ず受け止めてくれる

という確信を持っています。

子どもの個性や才能を尊重して

関わりあう、語り合うという姿勢を学べたことは

今振り返っても本当に良かったと思っています。