家庭学習が学びの基盤を作る

こんにちは。

プロファイリング子育てインストラクターの

小野塚 美知穂です。

本日も当ブログにお越しいただき

ありがとうございます。

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海外で日本語教育を続けるというのは、とても大きなチャレンジです。不可能なことではありませんが、やはり親子で覚悟はいると思います。

バイリンガル教育や多言語環境での子育ての成幸のポイントは、母親が、覚悟を決め、「イバラの道の選択」を、どうやって楽しく工夫して、親子で乗り切っていくかと考え続けること、親の意識や言葉がけがとても重要になってくると思います。

 

我が家の場合は、両親が日本人なので、幼い頃から息子に「日本の義務教育、中3までは補習校に通う」というのが君にとっては必須。「他の選択肢はない」と言い続けてきました。途中、親子で何度も宿題やテスト勉強を巡ってケンカになったり、中学の頃は、現地校の学習もかなり大変になり、スポーツや習い事との両立がどんどん大変にないっていく一方で、日本語をやめたらどんなに楽だろう、、、と、私自身、内心、何度も何度も思いました。

 

それでも続けられたのはどうしてかと考えると、息子が「運動会」が何より大好きだったこと。日本のマンガやアニメ、笑点やドラマなどとを楽しめたことで、なんとか続いたような気がします。

 

中学生の頃は思春期反抗期もあり、同世代の仲間ともぶつかり、居場所のないと感じた時期もあったようでしたが。。。なんとか乗り越えられたのも、仲間のおかげ、運動会の応援団長のお役目のおかげ、だったかな、と思います。「好きなこと」「仲間」この二つは、どんなチャレンジにも必要な要素だと痛感します。

 

こんなことを思い出したのは、素敵な小学生との出会いがあったから。日本語の教科書でお話を読むのが大好きという男の子。これから彼と継承語としての日本語学習を進めていくのがとても楽しみで、学習計画をウキウキわくわく練っているところです。

 

スポーツでも音楽やアートなどの習い事でも全てに言えることですが、結局のところ、全ての基礎は「家庭学習」です。

 

幼児期から小学生の間の学習において、教師、コーチの役割は、お母様と連携しながら、いかに三位一体での学びを深めていくかということに尽きます。学校や塾や家庭教師といった組織に、お任せ!という「アウトソーシング」を考える方もいらっしゃると思いますが、子どもたちは家庭の中で、コミュニティの中で育んでこそ、知育面、人格面双方を磨いていけるもの。

 

海外でも、しっかりとした日本語教育を続けられた先輩方はたくさんいらっしゃいます。先輩ママたちの苦労や体験談に私自身、何度も励まされながら、日々の取り組みを続けてきました。先輩方から受け継いだこと、自分の経験をシェアしながら、次の世代に伝えていきたいと思います。

 

 

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ありがとうございました。

今日も素敵な1日でありますように。

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