学んだことを一生忘れない記憶にする方法

こんにちは。

プロファイリング子育てインストラクターの

小野塚 美知穂です。

本日も当ブログにお越しいただき

ありがとうございます。

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幼い子どもほど、すぐ真似して、繰り返し繰り返し気に入ったことをやり続けたりしますよね。

息子が幼い頃、車の中で、同じ童謡をくり返しくり返し、「一体同じ曲を、何十回聞けば気がすむのだろう???」というほど聴き続けたという体験、私にもあります😅

 

実はあの子どもの行動は、「理想の学び姿勢そのもの」なんですね。

赤ちゃんや幼い子どもほど、本能的に、正しい記憶定着方法を知っているのかも?なんて思いたくなるほどです。

 

 

さて、記憶の定着率について、よく出てくるこの曲線グラフ、みなさんはご存知でしょうか?

 

 

これはエビングハウスの忘却曲線」とよばれるものです。


これを見ると「人間は忘れる生き物である。」「記憶の定着は難しい。」と言わざるを得ないようなカーブを描いていますね。


20分後には 42%忘れる
1時間後には 56%忘れる
1日後には  74%忘れる


といわれています。

でも、逆にこの忘却曲線の特徴を逆手にとって、効果的な記憶定着をする方法があります。

それは学習した後、その日のうちに(24時間以内に)10分間の復習をする、というものです。
そうすると記憶率は100%に戻ります。

そしてさらに、次回の復習は、1週間以内に、たった5分間復習することで、記憶が蘇るのです。
そして次は、1ヶ月以内に2−4分復習をすれば、記憶が復活すると言われています。

記憶の忘却曲線と、記憶が蘇るタイミングを正しくおさえれば、効果的な学習ができる、というわけです。

つまり、

「学んだことを、一生忘れない記憶にするためには、
学んだら、その日のうちに復習し、次の日に復習し、1週間後に復習する。
さらに1ヶ月後に復習していなければ、一生忘れない記憶となる。」

ということが言えると思います。

 

冒頭でお話ししたような、幼い子どもたちの、繰り返しを好む行動は、記憶定着には、とても利にかなった行動だと言えますね。「子どもは学びたがっている!」ということの、証明とも言える行動だと思います。

 

成長とともに、一つのことに没頭する時間がなかなか取れなくなるというのもあると思いますが、学齢期以降の子どもや私たち大人が学習する際、学習効率をあげる方法として、ぜひ意識的に取り入れたいものです。記憶トレーニングは、筋トレと似てますね。毎日少しずつでも、継続、反復することで、どんどん強化され、記憶も定着していきます。


誤解されがちなのが、右脳レッスンは、早期教育、幼児期の教育と思われがちなのですが、決してそうではなく、小学生でも、中高生でも、大人でも、とても有効な学習方法だということです。
「才能逓減の法則」によれば、幼児期が絶大な吸収力、効果があることは間違いありません。でも、幼児期だけでやめてしまうのも、とてももったいないことだなあと私は思っています。

 

せっかく幼児期に親子で楽しむ学習方法を習慣化できたのでしたら、ぜひそれを続けていきましょう。小学生でも、車や電車での移動中に、学習ソングをかけ流しして聞くようにしたり、中高生になれば、速読レッスンをしたり、イメージトレーニングを取り入れたり。

 

幼児期に得た右脳レッスンの取り組み方法を、家庭の中で、学習習慣の中で、「細く長く」継続していくことで、幼児期に得たスキルや才能を、さらに本物の一生使える武器にしていくことができます。


子育て中の保護者の皆様も、ぜひ「アンチエイジング」「脳トレ」と思って、子どもたちと一緒に学んでください。


五感を使って、イメージをして、ストーリー仕立てで覚える。

新しく学んだことは即活用してみる、人に教える、情報をシェアする。

何度も繰り返し読む、聞く、書く。

 

こんな風にインプット(入力)とアウトプット(出力)を同時進行させること、
人に教えること、伝えることが、最も効果的で、記憶が定着していく学習方法なのです。
 

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本日もお読みくださり

ありがとうございました。

今日も素敵な1日でありますように。

ごきげんよう

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