大分の小さな街へ
こんにちは。
プロファイリング子育てインストラクターの
小野塚 美知穂です。
本日も当ブログにお越しいただき
ありがとうございます。
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北九州は水曜日に梅雨入り宣言。
今年は雨が少なめで
(サンディエゴは、なんだか雨が多かったのですが、、、日本の梅雨を覚悟して来たら、全然雨降ってません)
昨日も今日もそれなりに、強く降っている雨の時間もあったのですが、幸い車や電車の中にいる間で、外に出ると
雨が止んだり、青空が広がったりで、実家に来てからまだ一度も傘をさしていません。
梅雨入り初日、大分の伯母(91歳)のお見舞いに、父と出かけて来ました。
特急ソニック
日本の特急電車は素敵なデザインの物が多いですね♪
電車利用もなんだか新鮮な生活体験です。
大分からさらに電車を乗り継いで、「大在」という小さな町に降り立つと、大学入学の際、結納の時、アメリカへ旅立つ前、私の人生の節目ごとに、伯母の家に遊びに行ったことを、突然、思い出しました。
字が素晴らしく達筆で、ろうけつ染めの先生をしたり、多彩な伯母は、本当におしゃれで愛に生きた女性。
子ども心にも、素敵な女性だなって思ってた人の一人でした。
伯母夫妻には子どもがいなかったので、私にオーダーメイドのスーツを作ってくれたり、
和装の髪飾りをくださったり、娘のように可愛がってもらった記憶が蘇りました。
私が出した手紙やカードは、全部大切に保管してくださっているようでした。
母の葬儀の時も体調を崩してらしてお会いすることができなかったのですが。
その後「食道がん」と診断され、ステント手術もできないということですでに緩和ケアの状態。
点滴のみで栄養を取っている状態で、日に日に弱って、会話もなかなか難しいのですが。。。
お洋服や着物の話をすると、目がパッと輝いて。
おしゃれで華やかな伯母らしいって思いました。
おばあちゃんになっても、死の間際にあっても。
最後の瞬間まで、私も女性らしくありたいなぁ、と伯母の様子を見て思いました。
息子のことも気にしてくれて、アメフトや陸上部の写真やビデオを見せると
反応が強く返ってきて、か細い声で「アメリカ 行きたいわねぇ」という言葉に胸が詰まりました。
でも、できるだけ笑顔で
「そうだね、来てね。待ってるね。」と伝えるのが精一杯。
わずか1時間足らずだったけれど、気持ちが伝わるコミュニケーションはできたかな。。
母の時は、意識もなく話もできずあっという間の看取りだったので、
こんな風に伯母のそばにいる時間を過ごせたことは、救いでした。
遅めのランチを、大分駅の食堂で父と。
母の看取りに続いて、姉の最期のサポートをする父の心中はどんな思いなのだろうと思いつつ
大分ご当地メニューの「だんご汁」定食を食べながら、たわいない話。
特別なことをできるわけじゃないけれど、
「そばにいるよ」ってことを伝えることしかできないけれど。
伯母との久しぶりの対面、父と二人でのお出かけ。
ささやかな日常の中で、今生きていることの幸せを体感した1日でした。
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本日もお読みくださり
ありがとうございました。
今日も素敵な1日でありますように。
ごきげんよう♪
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