フィールドトリップ企画という視点
こんにちは。
プロファイリング子育てインストラクターの
小野塚 美知穂です。
本日も当ブログにお越しいただき
ありがとうございます。
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日本の皆さんは、10連休のゴールデンウィークですね💕
日本の友人から、旅行や家族でのお出かけの楽しいプランを聞くとこちらまで嬉しい気持ちになります😉
旅をするということは、大人にとっても「非日常」体験の中で、リフレッシュしたり、普段とは違うものの見方をすることができたり、違う価値観と出会えたり、学びや気づきがたくさんの経験。
そして、子どもたちにとっても、「ストリートスマート」を育む貴重な体験です。
お休みのたびに「フィールドトリップ(社会科見学)企画」のつもりで、お子さんの興味や関心、あるいは学校で学んでいることに関連する場所、国に出かけてみる「旅体験」は、学校では教えてくれないこと満載の大事な学び体験になります。
「楽しい旅企画」の前には、日頃から、地図を見たり、地球儀を眺めたりということを日常の中に組み込んでおくことも大事ですね。
先日、中学生の地理を教えていて、
「緯線-latitude」「経線-longitude」
についてレクチャーしました。
海外で日本語を学んでいる子どもたちにとっては、英語で知っている概念でも、日本語の学習用語がとても難しく感じる時期が、中学生になりたての頃ではないか?と思います。
この時期から「抽象概念」に関する言葉が増えてきますから、英語&日本語どちらにおいても「語彙力」が重要な要素になってきます。
今は、インターネットや携帯電話で、即座になんでも調べられる時代でとても便利なのですが、子どもたちの学習の時に一番インパクトが大きいのは、「ハンズオン」で体感した学習である、というのは中高生になっても変わらない、と私は考えています。
4月の初めに、ハイスクールで実践されている「アクティブラーニング」について、記事を書きました。
フリーウェイとトイレットペーパー アクティブラーニング体験
生徒たちが、前のめりに、面白い!楽しい!と思う、体感できる授業というのは、そもそもノートをとる必要がないくらい、ガツンと大きなインパクトで、体に染み込む学習経験となり得るのだ、ということを、この疑似体験で痛感しました!
そしてこうしたアクティブラーニングは、ご家庭でも取り組むことができます。
例えば、「地球儀」がおうちのリビング、テレビのそばなどにいつも置いてあって、家族で、旅番組や、海外のドキュメンタリーなどの番組を見ているときに、「この国ってどこにあるんだろう?」と疑問が浮かんだ場合、すぐ「地球儀で確認する」ということを、幼い時から経験しているお子さんだと、学習用語として「緯線-latitude」「経線-longitude」という言葉を習った時に、「あ、知ってる! 見たことある!」という反応になります。
スーパーにお買い物に行くときは、このキャベツどこで取れたんだろう?とか、この魚はどの辺の海で取れたのかな?など、問いかけをお子さんにしてみてください。そうすることで、子どもの頭の中には、地図や地球儀がイメージとして浮かび上がってきて、どこだろう?とイメージを広げていくことができます。
お母様の問いかけ次第で、色々な体験型の学習ができる、というわけです。
今、旅先にいる方は、お家に帰ってから、ぜひ旅の思い出をお子さんたちとお話ししながら、地図を眺めたり、地球儀を眺めたりしてくださいね!
これから旅の企画を立てる方は、計画のところから、お子さんと一緒に調べたり、話をしてみてください。
地理の勉強は、暗記物が多いので、退屈に感じる生徒も多いのですが、旅行の計画を立てるかのような気分で取り組めば、きっと面白く感じてくれると思います。
楽しい思い出いっぱいのゴールデンウィークになりますように!
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本日もお読みくださり
ありがとうございました。
今日も素敵な1日でありますように。
ごきげんよう♪
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