理解度を確認する指標

こんにちは。

プロファイリング子育てインストラクターの小野塚 美知穂です。

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。

 

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海外で生活していく期間が長くなると、日本語を維持していくのは本当に大変です。例えば、毎週の漢字テストでいつも100点だったとしても、3ヶ月もたつとすっかり忘れてしまう、というようなことが起こります。

 

生活の中で使わない言語を維持していくというのは、本当に大変なことなんです。息子が小5の時、日本の小学校へ体験入学をしたことがありましたが、その時は、グーンと日本語への興味も、学習意欲も高まりました。そして電車で出かければ、たくさんの漢字が目に飛び込んでくるので、目に入るものを次から次に読み上げたりしていました。

 

「ひったくりに注意、〇〇警察署」

なんていうのも、大きな声で読み上げるので、ちょっと恥ずかしかったですが。。。。

 

あー今この子は、漢字がどんどん目に入るのが面白くて、次々読みなくなってるんだなと思い、「もう少し小さい声で読もうね♪」と注意はしましたが、好きなだけ漢字を読んでいいよーという気持ちで見守っていました。


生活の中で、漢字が否応なく目に飛び込んでくる環境の中だと、読みたいと思う気持ちにつながるのだなぁと思ったエピソードの一つです。

 

日本語補習校に通っていても、週1回の授業ですから、日々の家庭学習という積み重ねが前提としてないと、日本語の実力をつけていくのは難しいと思います。

 

授業をきちんと聞いて、宿題をきちんとやっている子であれば、下記の理解度指数の①②には到達すると思います。でも③、④の段階に理解を深めていくには、やはり繰り返し計算ドリルをする、とか漢字の練習をするなどそうした地道な努力が欠かせません。

 

 

お子さんの様子を見ながら、成績が伸び悩んでいるな?どこでつまづいているんだろう?と、気になるときは、この理解度指数で子どもの状態がどのレベルにいるのか?を考えてみるといいと思います。

 

お母様たちとお話していて、よく質問されるのが、

「宿題をやりたがりません」

(それはそうです、宿題より楽しいこと、やりたいことがたくさんありますから。。。)

「いつもそばで見ていないとできません」

(子どもは親に見てて欲しい!という強い欲求を持っているものです。)

ということをよく聞かれます。

 

小学校低学年までは、「そばで見てあげてください」と私はお答えしています。お料理しながら、洗濯物をたたみながら、お仕事でパソコンに向かいながら、でもいいのです。子どもがわからないときに、すぐ質問できる距離感にお母様(お父様)がいるということが大事です。

 

そうしたことの積み重ねができてきてはじめて、自分から宿題に向かうようになります。女の子の場合は、早い子で、小4くらいから段取りできる子が出てきます。男の子はもう少し時間がかかるかな?小6/中1くらいから自己管理できるようになると思います。

 

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本日もお読みくださりありがとうございました。

今日も素敵な1日でありますように。ごきげんよう♪

 

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