子どものチャレンジ、ママのチャレンジ
こんにちは。
プロファイリング子育てインストラクターの
小野塚 美知穂です。
本日も当ブログにお越しいただき
ありがとうございます。
4月7日の土曜日
息子は日本語補習校
高等部1年生の入学式と始業式。
私は小学部2年生の先生デビューでした。
朝慌ただしく出かける支度をしながら、
ふと9年前のことを思い出しました。
息子は日本語補習校に
2年生の始業式から編入したので
親子でとっても緊張して
学校に向かったなぁ。。と。
当時は車で45分くらいかかる
少し遠いキャンパスだったので
送迎も大変でした
あんなに小さく幼かった息子も
あっという間に成長し、
私の大量の荷物の運び込みや
教室のセットアップを手伝ってくれ
高等部の他の生徒達とともに
小学部から高等部まで全学年の
教科書や副教材を各教室に配布する
というボランティアの仕事もあり
朝からキャンパス内を
走り回っていました。
本当に頼もしくなったなぁと
思います。
私の方が、時間を気にして焦っていて。。。
クラス準備の作業中
ハサミで指を切ってしまい
血が吹き出してオロオロ
息子に
「マミィ、大丈夫??落ち着いて!!」
と言われる始末
最近、息子というより
お父さんみたいに世話を焼いてくれます
補習校へ一緒に通い続けて9年目。
息子にとっても、私にとっても
この学校は
とっても特別で大切な場所なんだなーと
改めて感じつつ
蘇ってくる様々な思い出が
脳裏に浮かびながら
どんな子供達との出会いが待っているのかな?
とワクワク準備をしました。
お母さんとしては
息子が小4の時に
初めての学級委員に立候補。
5ー6年生の時は
図書室の運営をする
図書部のボランティアをしました。
毎週本当に忙しい仕事でしたが
この時苦楽を共にし
とっても仲良くなったママ達とは
今でも交流があり
そのうち日本へ帰国されたママ2名は
現在図書館勤務!!
ママとしてボランティアで図書部の
仕事に関わった経験が
日本でのお仕事復帰に繋がった事例です。
彼女達の頑張りぶりを聞いていると
いつも勇気をもらいます!
図書部2年目は
学校の移転にともない
約8000冊の図書のお引越し
という大仕事も経験しました。
図書部長の仕事を通して
度重なるシステムトラブル対応や
部員確保に走り回り、
大変なことも多々ありましたが
同時に図書部ママ達のがんばりに
励まされたり、温かい気持ちに出会ったり
子育ての悩みを相談できる素敵な先輩ママさん
に慰められたり。
たくさんの素敵な時間に彩られた
密度濃い時間でもありました。
実は今、私のホームページを作成してくれている
(もうすぐ公開予定です!!)
すごく頼りになるお友達も
図書部の仕事で出会ったママ友です。
当時まだ小学生だった息子は
「マミィが図書室にいるのが嬉しい♪」
と可愛〜い時代。
朝の準備のお手伝いを張り切っていたり
昼休みに本を借りに来るのを楽しみに
していたり
図書部の仕事が終わった瞬間
「マミィ、ちょっと休んだら、
また図書部長やって!」
と言われたほど、
彼にとって学校の図書室に
いつもママがいるっていうのは
嬉しいことだったようでした。
とはいえ、私は
図書部の仕事と6年生の卒業関連の
お役目(卒業アルバム&謝恩会)で疲労困憊
少し体調も崩していたので、その後2年ほど
ボランティアからは離れていたのですが。。。
今思うと
お休みしていた2年間が
息子の思春期大反抗期と重なっていたんだなーと
気づきます。
あの時何かボランティアしてたら
あんなに大荒れになることもなかったのかな?
と思ったりもします。。。
今だから気づくことなのかもしれませんが。。
私が何かしらチャレンジしている時の方が
息子の心は安定して、
チャレンジしているママの姿が
彼にとっては嬉しくて
すごく応援してくれ、手伝おうとしてくれ
息子自身も「僕も頑張るからね」
といい循環になっていたなーということです。
昨年度久しぶりに
中3で学級委員をし、
応援団のパフォーマンス準備サポートに明け暮れ
ヘトヘトになりましたが。。。。
再び親子関係はとても良好になり
息子も勉強にもスポーツにも全てに全力で
努力するといういい循環に戻りました。
息子だけでなく
彼のクラスメイトたちとも
少し距離が近くなった気がします。
そして、今
先生として生徒達の補習校の1日を経験して
感じること。
「子ども達は本当によく頑張っている!!」
ということです。
とてもとても密度濃く、
土曜日の1日を懸命に
学んで遊んでいるのだということを
強く強く感じた先生初日でした。
子ども達を教室から送り出した後、
息子は自分の教室から
私のところへ駆けつけて
教室の片付けを一手に引き受けてくれました。
そして
「ここは俺がやるから、
先生の会議、遅れないようにもう行きなよ!」
と頼もしい一言。
子どもって信頼して任せることで
どんどん役割をこなして
成長していくんだなーと思います。
私のクラスの子供達も
「先生お手伝いしてもいいですか?」
って
とっても親切
何か役割を担いたい!!と
まっすぐな瞳で見つめてくれます。
大人がチャレンジしている姿を見せていくことで
子どもたちも一緒になって
がんばってくれるんだなってことを
しみじみ感じた1日。
そして、
「子ども達がこんなに大変なことを
頑張ってきたんだなーって
今までちゃんとママは分かっていなかった気がする。
8年間毎週土曜日こんなに忙しい1日を
本当によくがんばって続けてこれたね。」
と息子に伝えると
にやっと笑ってました。