死の哲学 -Celebration of Life –

こんにちは。

プロファイリング子育てインストラクターの

小野塚 美知穂です。

本日も当ブログにお越しいただき

ありがとうございます。

 

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日曜日の午後

知人の葬儀に参列しました。

 

 

二年近くの闘病の後

40代半ばの若さで、

二人のお子さんを残し

旅立った彼女の想いは

どんなものだったのだろう。。。。

 

壮絶な痛みや苦しみと

戦っていたはずなのに

葬儀で紹介されたご家族や友人との

写真の中には笑顔と穏やかな表情があり

最後の瞬間まで

最愛の家族に見守られていたんだなーと

思いました。

忍耐強く病気と闘ってた彼女の信念を思うと

葬儀では、泣かないように。。。

と心に決めていたのですが。

 

葬儀の最後に

高校生の兄

母へ捧げる涙ながらの歌声

 

 

小学生の妹は

「ママを好きでいてくれてありがとう。

どんなに辛い時苦しい時もママに

『笑顔でいてね。笑ってね』

と教えてもらったので、

これからも笑顔でいたいと思います」

というスピーチを。。。

 

涙がポタポタと

止まらなくなってしまいました。

同じ年代の子供を持つ母として

心が揺さぶられる瞬間でした。

 

どんな試練や困難にある時も

笑顔で明るく前を向いて

「今」を生きる大切さを

子供たちから改めて教えられた

と思います。

 

帰宅して息子とも

葬儀のこと、死について

そして、

私が死んだ時どんな風にしてほしい?

という「終活」に関することについても

様々な話をしました。

 

旅立った彼女が私たちに与えてくれた

「気づき」や「学び」の

時間だと感謝しています。

 

私の「死生観」の原点は

大学で出会った「死の哲学」

死生学 ディーケン先生

 

一般教養の科目で選択した

授業の一つでした。

 

カトリック系の大学だったので

キリスト教の精神に基づいた「人間学」

という授業が必須科目で

そのほかにも結婚学や死生学といった

人生をどう生きるべきか?を問いかける

「哲学」の授業を好んで選択していました。

 

ささやかな日常の幸せの中にある時は

気づかないけれど

どんな人も生まれた瞬間から

死に向かっての時間を過ごしていくのです。

 

「死」を意識して

「死」と向き合うということは

今この瞬間をよりよく生きるために

どう生きるべきか?

を考えることに繋がる。。

 

こうした考え方を20歳前後の

若い時期に学べたことは

30年近い時間を経た今

思い返すと

とても貴重な学びであったと思います。

 

私が大切にしている

「一期一会」と

死生学 ディーケン先生

↑記事中にある

ギリシャ語の

カイロスという言葉は

「一度だけ来る 二度と還り来ない決定的な瞬間

 かけがえのない大切な時間」

という同じ意味がこめられていると思います。

 

歳を重ねるということは

一歩一歩死に近づくということですし

クロノス(物理的時間の流れ)

は年々早く過ぎ去っていくと

感じますが。。。

 

カイロス(時間の質的な価値)

を高めていく意識を持って

生きていこう。。。

 

日曜の葬儀を思い出しながら

決意を新たにした月曜でした。

 

 

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本日もお読みくださりありがとうございました。

素敵な1日でありますように。

ごきげんよう♪

 

 

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子育てインストラクター

小野塚美知穂

 

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