ファンドレイジングのAward
こんにちは。
プロファイリング子育てインストラクターの
小野塚 美知穂です。
本日も当ブログにお越しいただき
ありがとうございます。
休み明けの月曜日
アメフト部のメールで
ファンドレイジング
活動の結果発表が
送られてきました。
アメリカの学校生活では
寄付やこうした
ファンドレイジングは日常茶飯事。
私がサンディエゴに住んで
一番最初に体験したのは
息子が2歳の時。
プリスクールでのファンドレイジング
でした。
学校運営に必要な資金獲得のために
ホリデーシーズンに必要な
ギフトやラッピング商品を
どれだけ多く買うか?
がクラスごとに競争になっていて
一番購入金額が多かったクラスは
ご褒美にピザパーティが用意されている
といった感じで
毎年開催されていました。
ガールスカウトの子達が
ガールスカウトクッキーを販売して
資金獲得する様子も
よく見られる光景です。
サッカーのチームや
ハイスクールの部活動でよくあるのが
地元のレストランの協力を得て
指定された日に
ファンドレイジングのチラシを持って
食事をすると
その金額の一定の割合(10%など)
が学校やチームへの資金として寄付される
というものです。
この形だと、友達や知り合いに
「〇〇のレストランに食べにいってね!!」
と声かけするだけなので、
気軽にお願いしやすい
ファンドレイジング活動です。
ハイスクールでのアメフト部の活動では
ホームカミングゲームの際に
配布されるゲームプログラムの
広告スポンサーを募る案内のメールが来たり、
保護者への寄付を呼びかけるメールが来たり。
シーズン直前、始まったばかりの頃は
連日様々な寄付の呼びかけが
メールが来ていました。
今回のファンドレイジングは
Lift-A-Thon Fundraiser
というタイトルで
活動の選手は
生徒、つまりアメフト部の選手たち。
これまでは、
親主体でやっていた
ファンドレイジングも、
高校生になると、自ら行動することが
求められるんだなーという感じです。
とはいえ、
私たちは海外に住んでいる日本人家庭なので
近くに祖父母や親戚がいるわけでもなく。。。
こうした時いつも
どうしたものか??
と悩みます。
アメリカ人は
こうしたファンドレイジングに
慣れていますが、
日本人にはあまり馴染みがない活動なので
お願いしてもなかなか
興味を持ってもらえないかも?
という懸念もありました。
が
おそらくこの先ずっとアメリカで
生きていくであろう息子には、
こうしたファンドレイジング活動に
慣れていってもらう必要性を感じたのと
うまくいくかどうかは別にして
「何かしら行動する」
ことの大切さを体感して欲しかったので
夫と私の知人、友人たちの
リストとメールアドレスを息子に渡し、
自分でお願いのメールを出すように
話をし、実践してもらいました。
彼にとっては自分で動く初めての
ファンドレイジングだったと思います。
戸惑ったり、わからないこともあったと
思いますが、
かなりの数のメールを
一生懸命出していました。
もちろん親もサポートをして
友人たちに個別に事情を話して
協力をお願いしたりもしました。
寄付はオンライン上で決済されるので
どなたが寄付をしてくださったかは
本人にも親にもわからないのですが。。。
選手一人につき10人の寄付をしてくれる人を
見つけるのが目標と
ゴール設定もされていたので
なんとかゴールに達していればいいなーと
思って見守っていました。
1週間のお休みもあり
ずいぶん時間が経っていたので
すっかりファンドレイジングのことは
忘れていたのですが、
休み明けに
息子の名前がAwardの中にあり
びっくり!
Awardは
一番多くのDonors(寄付してくださる方)
を集められた選手
一番多くの金額を集められた選手
に与えられることになっていて
息子はチームで一番多くのDonorsを
獲得できたのだそうです。
みなさんが応援してくださる気持ちが
こんな風に集まって
本当にありがたいことだなーと
感謝でいっぱい。
みなさんのお気持ちを
しっかり受け止めて
これからもますます頑張って欲しいなーと
思いました。