最後のチャンス?! 前思春期にどう向き合うか?

こんにちは。

プロファイリング子育てインストラクターの

小野塚 美知穂です。

本日も当ブログにお越しいただき

ありがとうございます。

 

もみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじ

 

前回「12歳までの子育て」について

最近私が感じていることを書いてみました。

 

今回は特に「前思春期」と呼ばれる

小学生中学年から高学年の子育てについて書いてみたいと思います。

 

日頃から様々な年齢の子育て相談をいただくのですが、

比較的ご相談の多い年齢傾向があります。

 

最初のイヤイヤ期 2歳前後

 

 

幼稚園/小学校に入る前後 4−6歳

 

前思春期後半 10−12歳

 

 

思春期   13−15歳

 

 

子どもの問題行動など、お母様のお悩みの原因を探っていくと

 

環境面では

 *進級進学などの環境の変化

 *お引越しなどでの生活環境の変化

 *学校や習い事でのお友達との関係

 *学習相談(成績に問題、やる気がないなど)

 

という内容が多いです。

 

いわゆる「反抗期」というのも個人差があり

9歳がすごく大変だったというお母様がいたり

13歳、15歳とティーンエイジャーになってから

反抗期が長く続くパターンや

大学進学の進路を巡って(17−18歳)

親子で対立したとか様々なケースがあります。

 

中にはずっと手がかからない子だと安心していたら

16−17歳ごろ、突然爆発して親がおろおろしてしまう

というパターンもあります。

 

そして、深刻な悩みになりがちだったり

激しい反抗となりやすいのが「思春期」のように感じます。

 

前回「12歳までの子供達の成長を

長いスパンで捉えて育てて欲しい」というお話を書きましたが。

 

親としての覚悟が問われる本格的な「思春期」に

向き合う前の準備としても、12歳までの積み重ね

親子の信頼関係をどう築いていくか?

ということはとても大切だと思います。

 

子供との絆

信頼関係を築くのは

乳幼児期が最も大切だと言われています。

 

そして、

最後のチャンス」

といわれているのが

小学生(6−12歳)

「前思春期」

「潜伏期」といわれる時代。

 

今回は

「小学生をもつ親のための6章」著書 

ジョン•M•ドレッシャーの本の内容から

『前思春期』といわれる

小学生中盤から後半、子どもへの関わり方を

をご紹介したいと思います。

 

前思春期(6−12歳)とは

①  子どもの人格形成に一番大きな影響を与える年代。

②  自我意識の発達が顕著になる年代。

  大人をよく観察し、いろいろとまねをする。

  自己肯定感を育める様な言葉がけをしなくてはならない。

③存在価値/自尊心の形成をする時期

    親が子どもに対して

 「ごめんなさい」「ありがとう」「どうぞ」

 といえる事が大切。

   家族の一員であるという一体感が、

   自分は一人前の人間であるという意識を

   子ども時代から育むことにつながる。

 

のちのち生涯を方向付ける

内面的成長がおこる時期とも考えられています。

この時期をどんな風にすごしたか、ということが

中学高校と成長していく

『十代の基盤』になっていきます。

 

子どもが子どもらしく、親に甘えたり

悩みを打ち明けたりしてくれる最後の時期

といえるのかもしれません。

 

ではそんな時期

私たち親は

どんな風に子供と関われば

良いのでしょう?

 

①子どもをしっかりと抱きしめる 

親子の関係をもう一度密なものにする最後のチャンス。

失敗した時こそ、親の愛情に満ちた温かい腕が必要なのです。

 

②子どもと一緒の時間をすごす。

 時間を確保する。

名実ともに親子が一緒にすごせる最後のチャンス

 

③価値観を教え込むこと。

13歳までの間に子どもが親に発する質問回数は、約50万回と言われているそうです。

渦中にあるときは、うるさいな、とか面倒だなーと思うこともあるでしょう。

でもこの時期に

「守るべきルールや価値観」をしっかり伝えておくことが大切なのです。

親もまたしっかりと約束を守りましょう。

生意気な態度はこの時期から始まりますが、まだまだ親のいうことを聞いてくれる

「最後のチャンス」です。

 

④子どもに本を読んでやる

親が子どものそばに座って本を読める最後の機会。

偉人の自叙伝、伝記、また困難な状況のもとにあっても諦めずポジティブな生き様についての

お話やヒストリーなどをこの時期の子どもたちに読んであげましょう。

 

我が家は、NHKのプロフェッショナル 仕事の流儀

というテレビ番組を幼稚園、小学生の頃から一緒に見て、意見交換をしていました。

 様々な職業があること

 様々な生き方があること

超一流の人たちが語る言葉には共通点があることそんなことが伝わっていたらいいなーと

思いながら、色々な話をしました。子育ての大切な思い出の一つです。

 

⑤愛しているという言葉かけ、

 愛を注ぐ行動

 

人間の心の発達や成長を遂げるとき

最大の障害となるのは「愛情の欠如」

といわれています。

Tender(思いやり)

 Loving(愛情のこもった)

 Care(世話)が不可欠なのです。

 

一番大切なことは

「自分が親に愛されているという確信」

をもつこと。

 

⑥規則(ルール)の必要性

 

子どもは自由奔放で無秩序の中にいるよりも、

ある一定の規則やルールがあり

その規制の中に制約されているほうが安心感を

感じます。

 

⑦良心を形づくる 

良心が形成されるのは6歳ごろから。

正しいことと間違っている事、

良い事と悪い事の識別は言葉だけでなく、

周りの雰囲気が大きな役割をもつ

 

⑧ 強い「良心」を育む

かく愛情豊かでお互いの事を思いやる

家庭で育った子どもは、

この「強い良心」を持っているといわれるそうです。

 

顔晴るママたちの

お役に立つヒントでありますようにラブラブと願っています。

 

 

もみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじ

 

本日もお読みくだりありがとうございました。

素敵な1日でありますように。

ごきげんよう♪

 

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子育てインストラクター

小野塚美知穂

 

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