12歳までの子育て
こんにちは。
プロファイリング子育てインストラクターの
小野塚 美知穂です。
本日も当ブログにお越しいただき
ありがとうございます。
最近、自分の子育てを振り返りつつ幼いお子さんを持つママさんたちによく
お話しするのが
「12歳くらいまでの長〜い目で見守って!!」
ということです。
この言葉には二つの意味があります。
2−3歳のお子さんを育てているときは(特に初めての子育ての場合は特に)
お母様たちも日々手探り。
試行錯誤の日々を送っていらっしゃることが多いと思います。
しつけやマナーをどう教えるか?
どんな優先順位、価値観で子育てするべき?
母になるってどういうこと?
などなど。
迷ったり悩みだすとキリがないそんな時期だと思います。
ビジネスの世界だと、1−2ヶ月で結果を出すことが求められ、効率化、最適化ということが大事な価値観になってきますが。
特に幼児期の子育てというのは、極めて「アナログな取り組み」こそが一番大切。
じっくりゆっくり時間をかけて、長いスパンで子供の成長をじっくりと見守るそんな視点が必要です。
私自身、息子が生まれた当初、ビジネスでの常識「短期で結果を出す」と言うマインドセットを解除し
長い目で見守る、育てる
というマインドセットに変更するのがとっても大変でした。
5年後の成長
10年後の成長 をイメージしながら
ゆっくり焦らず進めていくことが大事
と頭ではわかっていても
一人で赤ちゃんと向き合っているとき
子育てに悩みを抱えているとき
迷いがあるとき
そんなときは先が見えない長いトンネルの中にいるように思えた時期すらありました。
子どものことは愛している
可愛いとも思う
けれど、
毎日毎日何十回も同じ注意をし、話を聞いているのかどうかわからない
そしてイライラして叱ってしまう、そんな悪循環を繰り返してしまったり、
子どもの歩み、成長を待てない自分は
母親に向いてないではないか?
いい母親ではないのではないか?
と自分を責めて、自己嫌悪に陥ったり
たくさんたくさん悩んだ時期もありました。
今振り返れば、そうした試行錯誤、失敗の連続の積み重ねによってでしか
「母になる」
ことはできなかったのだとわかりますが、渦中にいるときは
何が何だかわからずに苦しいものです。
でも、そんな経験をしたからこそ、若いママたちには
今の失敗
今の悩み
今の大変!!!
を大事に過ごしてほしいなと思います。
焦らずたゆまず
そして
「まっいっか!」
「大丈夫大丈夫!!」
と
「いいかげん(良い加減)」で
しつけや子育てを考えて欲しいのです。
またもう一つの理由としては
13−14歳ともなると、本格的な思春期突入を迎え、ますます
親の話にろくに耳を傾けてくれない、話もしてくれない
(ハイスクールで車を運転するようになると
家に帰ってこないわよ!!なんて
話も先輩ママからお聞きします。)
という状況も起こってきます。
親が子どもにきちんと伝えたいと思う
「価値判断(善悪の判断など)」
「どんな生き方をすべきか?」
ということは
10ー12歳までの生活の中で、家庭で日々意識的にしっかり話をして
伝えておくことがとても大事になってくるなあと、今改めて痛感しています。
親がしっかりと子供に伝えておきたいこと
子供たちが素直に受け取ってもらえる時期
というのは
思っているよりも
相当短く、子どもの成長はあっという間だと
と言うことです。
そして、
子供達が物事の善悪や
どう生きるべきか?
を学ぶとき
一番伝わるのが「行動」です。
口で色々大人が偉そうなことを言っても
うるさがられるだけ
彼らは慎重にじっくりと
「大人の言動」をよく観察して
そこから学んでいます。
口うるさく言う前に
まずは子供達のよきロールモデルとして
大人としての良識ある行動ができているか?
子供たちに
「かっこいいな」
「あんな大人になりたいな」
と思ってもらえる大人として
存在できているか?
思春期子育てにおいては
そんなことをまずは大人が
意識した方が良さそうです。
本日もお読みくだりありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
ごきげんよう♪
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子育てインストラクター
小野塚美知穂
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