継続は力なり を子供にどう伝えるか?

 

 

息子の子育てでも

チューターなどで担当しているお子さんに

対しても、

「毎日コツコツ積み重ねる大切さ」を

どう伝えるか?ということは、

なかなか難しいことでした。

 

子供達に理想論を言っても

なかなか通じないことも多いですし。。。

 

息子がそろばんを習っていた時期は

毎日お稽古させたい私と、そろばんは続ける!というのに

お稽古はやりたくない息子とで

随分親子バトルになったこともありましたあせるあせる

 

が、そんな時、役立つのは

先生の立場にある私自身が

時折「生徒の立場」でいるという経験です。

 

お料理クラスとか

ベリーダンスとか

ワークアウトとか なんでもいいのですが

先生に教えてもらう、学ぶという立場の

時間を生活の中に取り組んでいると

教えてもらう立場の気持ちとか視点に

気づくことができるからです。

 

例えば

単に「毎日計算ドリルをした方がいい」

と伝えても

「なぜ?毎日しなくちゃいけないのか?」

という子供からの答えにはなりません。

 

算数全体の力をつけていくために

計算力が必要なんだよ。

そして、計算力をつけていくには

毎日1−2枚でも計算ドリルをしていくと

計算がどんどん速くなるよ!という

風に具体的に説明するようにしています。

 

そして、勉強以外のたとえ話をします。

 

例えば、野球。

どんな一流の選手でも、

ウォームアップや走り込み、キャッチボールなどの

基礎練習を欠かさないという話をします。

 

私自身がレッスンしているベリーダンスでも

レッスンの半分以上がテクニックの基礎練習

で、実際の曲に合わせて踊るのは後半のみであること

など、

子供の年齢にもよりますが、

彼らがイメージしやすい内容で

話をするようにしています。

 

そして「計算が速くできるようになりたい!」

と思ったら

「プリント続けてやってごらん?」

と持ちかけます。

 

子供達自身が自分でやると決めたことは

結構長続きするものです。