マネから学ぶ 暗唱がなぜ大切か?
幼い子供達は、
良くも悪くも、親や周りの大人、そして自分より少しだけ年上の
お兄さんお姉さんのマネを良くも悪くもしたがりますね。
“学ぶ”という言葉の語源は
“真似ぶ(まねぶ)”
つまり真似をすることとも言われています。
真似をすることが、そのまま「学び」になって
いくということがそのまま言葉の意味として残っています。
右脳レッスンでは
漢詩や古典の暗唱に取り組みます。
右脳の活性化
感性を育てる
五感を育てる
と様々な効果がありますが、
一番素晴らしい効果は、
美しい言葉を徹底的に真似して、暗唱することで
その子たちが自分の言葉を育てていくことにつながる
ことだと感じています。
幼い頃から暗唱をたくさんしてきたお子さんは
美しく豊かな語彙(言語データーベース)が
脳の中に蓄積されていくので、
自分の言葉で文章を書いたり、言葉を発したりするときに、
そのデータベースを使って
語彙が豊かで美しい表現力へと繋げられるのだと思います。
想像力、創造性は最初からポンと飛び出してくるだけではありません。
最初から独自のアイディアがあるわけではなく、
周りの親や大人、自分が置かれた環境から
徹底的に様々な人たちの真似をし、
言葉を蓄積し、その上で
その子自身の感性や個性に彩られたもの
それがオンリーワンのオリジナリティーへ
と結びついていきます。
我が家の場合は、
嫌々ながらの日本語学習の割には、
今でも日本語維持ができているのは
幼児期に積み重ねた漢詩、古典、近代文学の
暗唱CDの掛け流しで蓄積したデータベースのおかげではないか?
と思っています。
日本にお住いのみなさんで、
英語を学ばせたいと思っている場合は、
英語の歌や手遊び歌、マザーグースなどのCDを
たくさん掛け流しして、暗唱できるところまで
繰り返し続けることで
英語の力をつけていくことができると思います。
特に乳幼児期のお子様たちは
「真似から学ぶ天才」なのでママたちも
楽しみながら、
様々な詩や文章を楽しんでほしいと思います。
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