アメリカ大統領選 2016に思う
白熱した大統領選の名残のように
今日は朝から気温がぐんぐん上がり
11月というのに気温”35度”のサンディエゴです。
Santa Ana Wind (サンタアナ風)による熱風で
乾燥と暑さでHeat Upしているお天気です。
Election Dayの昨日、息子が通うミドルスクールでは
模擬選挙を実施したそうです。
胸に”I Voted”のスティッカーをつけて帰宅しました。
彼らの学校では、ヒラリー女史&民主党勝利だったようですが、
実際の選挙結果では大接戦の末、衝撃的な結果
トランプ氏の勝利となりました。
選挙のためか火曜日はあちこちで交通渋滞が多かったよう。
今朝一緒にWorkoutに行った友人は
投票所のお手伝いに
朝5時半から夜10時まで駆り出されて
「疲れたぁ〜」といっていました。
私はグリーンカード保持者で、投票権を持たない外国人なので、
投票所の様子は全くわかりませんが、
友人の話によると、日本語、中国語、ベトナム語などの
他言語がわかるスタッフを揃えているそうです。
彼女も日本語、中国語がわかる人ということでお願いされたそう。
アジア系移民が多い、カリフォルニア、サンディエゴならではの
光景なのかもしれません。
私が寝た後も、息子は一人でネットでニュース速報や映像を
見ていたようで、朝食を食べながら
トランプの勝利演説の概要を日本語で解説してくれました。
息子によると
「これまでのような、暴言はなく
演説としては悪くなかったと思う。」ということでした。
今ちょうど米国史の学習で、初代から順番に
各世代の大統領や政治のことを学んでいるので、
興味深々なのでしょう。
4 年前の大統領選挙(2012年)の時は
まだ4年生だったので、歴史や政治への興味よりは
共和党代表のミットロムニー氏の
このパロディ映像を繰り返し繰り返し見ては
よく歌っていました。
トランプ氏も何かにつけて強烈な個性の方なので、
ロムニー氏の時のようなパロディ映像が生まれるかもしれませんね
移民として住んでいる私たちにとっては、
トランプ大統領のアメリカが
どんな方向へ向かっていくのか
不安や心配がないといえば嘘になりますが。
様々なコメントがニュースやネットで飛び交う中
私にとって、一番胸にすとんと落ちてきた言葉は
精神世界の膨大な書物を翻訳されてきた
山川亜希子さんの以下のコメントでした。
「これからの世界がどのようになるのか、本人でさえもわからないのでしょう。
何を本当にしたいのか,彼自身もわからないのかもしれません。
でもそこはアメリカ、人材はどこの国よりも多いので、なんとかうまく行くのかもね。
それよりも,今必要な事は多くの人達が『自分は誰か、何ものか』に目覚めて行くことです。
それだけが大切な事。そして全ての事は人々が目覚めるためのショックだったり、
きっかけだったりするだけだと思います。」
愛と平和な世界を子供達の世代に
受け継いでいくために、
今、ここで、自分に何ができるのか?
改めて、問い直す「きっかけ」
にしていきたいと思っています。