メディア漬けが子どもを蝕む
あるお母様から乳幼児期のテレビやiPhoneアプリなどの利用について
ご相談が来ました。
現代の子供達はデジタルキッズと呼ばれ
幼い頃から身の回りにiPhone, iPodなどがあるのが
当たり前の風景となってきました。
テレビやDVDを見せておけば静かにしてくれる
iPhoneなどで動画を見ておくとじっとしている
ということで、
ついつい頼りたくなるママたちも多いことと思います。
が、私個人の意見としては
赤ちゃんや乳幼児に安易に使わせることは
反対です。
電子機器への中毒症状は、
大人でもゲーム中毒、スマホ中毒という問題は出てきていますね。
子育てという視点から考える幾つかのデメリットをあげてみます。
親がスマホを使いすぎることで起こる害
赤ちゃんや子供への語りかけ、働きかけが減ることで
サイレントベビーを生む原因ともなる
家族のコミュニケーションの欠如につながる
子供へ幼い時からデジタル機器を与えることによる害
電磁波による健康リスク
携帯電話の長期間の利用により脳腫瘍の発生率が’40%増加
というデータもあります。(「医者とおかんの社会毒研究」第7章より)
また、電磁生体学の世界的権威であった
ロバート・ベッカー博士の警告では、
以下の10項目の電磁波のリスクがあげられているそうです。
1)発がん作用、2)がん細胞の成長促進 3)成長細胞に悪影響
4)胎児の異常発育 5)神経ホルモンの変化 6)自殺、異常行動
7)生理リズムが狂う 8)ストレス反応 9)免疫機能低下
10)学習能力の低下
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他にも
社会性の欠如
コミュニケーション能力の欠如
などの要因となっているという調査データもあります。
スティーブ・ジョブズはiPhone, iPodなどの生みの親ですが
彼のご家庭には一切デジタル機器ががなかったということを
ご存知でしょうか?
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http://www.ccore.co.jp/plus/
ぜひ、参考になさってください。
「リンカーンの生まれたい小屋にはインターネットは通っていなかった。
リンカーンの教育はこの小屋で両親が授けた。
歴史を見れば、テクノロジーがなくても素晴らしい人間は育てることができる。
逆に、テクノロジーが原因でつまらない人間になったことも
歴史は教えている。」
教育の主な目的な、子供の好奇心を引き出して育むことにある。
子供達の好奇心に火を灯すには、人間による積極的なアプローチが必要だ。
自分ではまだ気付かない好奇心を掘り起こすのも、コンピュータにはできない。
(スティーブ・ジョブズ 神の遺言 より )
スティーブ・ジョブズ 神の遺言 (経済界新書)
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「人間になれない子どもたち」現代子育ての落とし穴
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この本もテレビやゲーム、インターネットやスマホと
子供達の関わりを考える上でとても参考になる本です。
子育ては、特に乳幼児期は
デジタルでなく、アナログなアプローチこそが最も大切なことだと
私も思います。
そして、中学生、高校生くらいになったら
少しずつメディアやテクノロジーの付き合い方、使い方を
学んでいけばいいのではないかと思っています。
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