バイリンガルとアイデンティティ
どんより曇った日曜の朝。
子供達はいつもより水が冷たい
と言っていましたが
ビーチで遊ぶ子供達を見守るママたちにとっては
暑すぎず丁度良いお天気でした
ベビー時代からの思い出がたくさん詰まった
このビーチで子供達を見ていると
「大きくなったねぇ〜」
友人としみじみ
バックグラウンドはまるで違えど、
ともにバイリンガルキッズとして
成長してきた二人。
「日本人/アメリカ人どちらだと思っているんだろうね?」
という話題になりました。
するととても興味深い答えが返ってきました。
アメリカ人パパと日本人ママ のJくんは
日本人50%
アメリカインディアン 25%
ヨーロッパ系アメリカ人25%
だと思っていて、
だから日本語の勉強はしなくちゃいけない
と思っているそうです。
両親日本人のうちの息子
まず「アメリカ人!」と即答。
(想定通り、全く迷いのない答えっぷり)
補足として
アメリカ人75%
日本人25% の割合と説明してくれました。
Jくんは父と母から半分ずつの影響というのもありますが
1歳直前にサンディエゴから日本へお引っ越し。
幼少期&小学校2年間を日本で過ごしている環境も
大きく影響しているようです。
うちの子は、日本人ながら
生まれも育ちもサンディエゴ。
日本に住んでいた幼稚園児(4歳)の時
「僕のふるさとはサンディエゴ!」
と言い切っていましたから
まさに「三つ子の魂百まで」です。
バイリンガルキッズは思春期になると
アイデンティクライシスを迎えるという話を
先輩ママからのお話やセミナーでよく聴いていたので、
いつも心のどこかで気にしていましたが、
今の所は彼ら二人の中に、
自分のアイデンティティーについての
迷いや不安、混乱は
特にないようでホッとしました。
その一方で
彼らの迷いない反応は、時代の流れの変化の速さとも
関係しているのかもしれないなーと思うことも。
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〇〇人?という親の質問自体が
もはや時代遅れなのかもしれません。