ぽーと会「難民と共に生きる」セミナー参加

 

運動会後、Playdate&Sleepoverで我が家で過ごした

Jくんをお家に送り届けた後、

ぽーと会のセミナーに参加しました。

 
 
6月のテーマは
「難民と共に生きる」
 
スピーカーは
カレン族への支援活動をしているNPO
代表の樺島那央さん
 
私は、全く知らなかったのですが、
サンディエゴには、
毎年2000人を超える難民の人々が
来ているそうです。
 
世界の様々なエリアから、
様々な事情を抱え
難民として、アメリカをはじめ第三国で
新しい生活をたちあげようをしている難民支援の
仕事をしたい!と
ご自分で20代の時にNPOを立ち上げられたと言う
那央さん。
 
なんとその志は10歳の少女時代から
温め育ててきた夢であり目標だったそうです。
 
私は難民とは?という定義、難民問題、
ミャンマーで長く続く民族紛争についても
知らないことばかりだったので、
今回のセミナーは、新しい世界を知る
とても貴重な体験でした。
 
カレン族への迫害について書かれた記事は
こちら 
 
那央さんが支援をしているカレン族の人々は、
現ミャンマー政府の迫害を受け、多くの人が
国境近くのタイに逃れて生活しているそうです。
 
ジャングルの中で、5年、10年という
先が見えない逃亡生活をされている人々。
タイ北部にある難民キャンプでの
不自由な生活を長く続けている人々が大半だそうです。
 
アメリカや他の第三国での難民申請をして
新しい自由な生活への第一歩を踏み出せる人は
ほんの一握り。
1%程度なのだそうです。
 
その1%に入ることができた
ラッキーな人々にとっても
第三国での生活基盤を立ち上げるのは
試練や苦難の連続。
 
その苦しさつらさに寄り添いながらも
自分ができることは自分でやる、

できるように励まし続ける
そんな支援活動を続けてこられた
那央さんの言葉は一つ一つが
とても心を打つものでした。
 
セミナーの後は主催の方と、那央さんとランチへ。
福岡出身で、同郷だと知っていたのですが、
いろいろローカルな話をしていると
なんと生まれた病院が同じ!
というびっくりなシンクロがありました。
 
難民問題というのは、
どこか遠くのことのように
感じていましたが、
いつ、どこで、
自分がそういう立場になるかわからないということ。
 
海外で、日本人として生活していて
快適に生活できていることは
”ミラクル”
なんだということを
改めて思いました。
 
そして那央さんとの出会いで
サンディエゴでできること
日本人だからこそ、寄り添えること
そういうことがあるんだよ
ということを教えてもらった気がします。
 
 

 

 

ペタしてね    どくしゃになってね!

 

にほんブログ村 海外生活ブログ サンディエゴ情報へ
にほんブログ村