マンザナー収容所跡地への旅 Manzanar National Historic Site

日曜の朝トーランスを出発し、ひたすら北上車

 

今回の旅の目的地は、砂漠の中にある

マンザナー強制収容所

第二次世界大戦中にアメリカにいた日系人の人たちが強制収容された場所のひとつです。

現在はアメリカ国立公園局により、管理、運営されています。

資料館で、たくさんの展示物やショートフィルムを見ることができます。

建物などの痕跡はほとんどありませんが、

食堂として使われていたバラック、

住居として使われていたバラックの様子が一部分

再現されていました。

 

このマンザナール収容所の存在を知ったのは

1984年のNHKの大河ドラマ「山河燃ゆ」がきっかけでした。

ドラマを見た後、原作である山崎豊子さんの小説「二つの祖国」も読みました。

ものすごくインパクトのある小説で

心に深く刻まれた読書体験の一つです。

 

数年前にリトルトーキョーにある

全 米 日 系 人 博 物 館

Japanese American National Museum

を訪問した時、マンザナール収容所の展示を見る機会がありました。

 

そして2011年のTBSドラマ”99年の愛”でも、

マンザナーでの収容所のシーンが多数出てきます。

史実に基づいて再現されたドラマシーンを見ていて、

実際にマンザナー収容所跡地を訪ねてみたいと思っていました。

 

息子は、生まれも育ちもアメリカなので、日系2世ということになります。

数年前にリトルトーキョで展示物を一緒に見た時は、

戦争の話と言ってもよくわからない感じだったのですが、

今回は中学生。

世界史の授業では、かなり掘り下げた学習をしているようだし、

今年の秋からは8th gradeでUS Historyを勉強するので

ちょうど良いタイミングかと思い、春休みに出かけることにしました。

 

おそらく、この先もずっとアメリカで生きて行くであろう彼には

一度はこの場所をきちんと見て欲しいという思いもあります。

 

トーランスから約4時間、395号をひたすら北上します。

カリフォルニア州内最大の「砂漠都市」と言われるPalmdale パームデール という街。

 

 

途中ダイナミックな自然を感じる風景が続きます。

 

 

 

携帯電話のアンテナがあちこちにあり、電波状態はすこぶる良好!

 

Pearsonvillという街のガソリンスタンドで給油とスナック休憩。

ここから1時間ほどで到着です。

 

マンザナーでの展示物はものすごくたくさんあったので、

これから何回かに分けて

少しづつ書いていきたいと思います。

 

 

ペタしてね どくしゃになってね!

 

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